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みんな有価証券報告書を読んでくれ、頼む

公認会計士の仕事=有価証券報告書のチェック

 1年に1回作成される有価証券報告書が正しいことを立証するために、公認会計士は1年中何かしらのチェックをしている。基本的には、これが公認会計士の仕事だ。会社の公式ホームページの片隅にちょこんと開示されるあの書類が、公認会計士たちの汗と涙の結晶なのだ。名前が小難しくてセンスないと思うが、「有価証券報告書」が仕事の全てなのだ(もっと〇〇決算書~とか、カタカナで格好よくあってほしかった思いはある)。

有価証券報告書の情報量はえげつない。

 そもそも有価証券報告書ってどれくらい世間に知られているのか。自分がこの仕事をしていなかったらまず知らないし、読もうと思わないだろう。ただ、ある会社(上場会社に限るが)のことを知りたいと思ったら、wikiもいいが、有価証券報告書は特におすすめする。そんでその有価証券報告書とやらは下記のEDINETというサイトで調べたい会社を検索すると、5年前までのデータがすべて見れるようになっている。

 有価証券報告書で何が見れるのかというと、その会社のありとあらゆる金額が見れるというイメージでいいと思う。ホリエモンも言っていたが、手牌を見せながら麻雀しているのと同じ(手の内見せながらビジネスしているの同じ)とか言っていたのはめちゃめちゃ共感した(少し誇張はしているが)。

細かすぎる開示が逆に親しみづらいものとなっている。

ここまで見ていただいて、よし有価証券報告書を見るぞ!ってなって見ていただいた方、なにこれ、、ってなると思う。そう、ページ数も莫大、文章も莫大、専門的な会計用語ばんばんみたいな感じだと思う。麻雀の手牌を明かしているものの、会計の知識がいる。これが有価証券報告書を地味にしている理由です(笑)。



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