ロックのほそ道@仙台ギグス

この記事はエマを聴きながら書き始めています。

昔からスピッツをよく聴いてたけど、ライブは一度も行ったことがなくて。
どこかで一度は行きたいなーと思って数年、遂にスピッツのライブに初めて行ってきました!


ということで、スピッツが毎年主催しているライブイベント、ロックのほそ道に行ってきました。
今住んでいる所から時間かからず行ける、かつ最寄り駅からほぼ直結のライブ会場というのが素晴らしいです。

2日間の開催。今回は1日目に参戦

参戦した1日目の出演者は、THE KEBABSgo!go!vanillasフラワーカンパニーズ、スピッツの4組

他のバンドはスピッツほど詳しくないけれど、当然ながらちゃんと知らなければ・・・ということで当日までにちゃんと聴いて予習してきました。ということで感想も超ニワカ目線です。

THE KEBABS

今回の参加バンドで、今風の言葉で言えば、「ミリしら」だったのは彼ら。
ユニゾンの田淵さんが参加してるバンドなのか!と初めて知ったってレベルでマジで知らなかった。
予習段階で気に入った曲はラビュラ

セトリは以下の通り。
※セトリはこちらから引用しました

1.THE KEBABSを抱きしめて
2.THE KEBABSのテーマ
3.オーロラソース
4.うれしいきもち
5.ラビュラ
6.恐竜あらわる
7.猿でもできる
8.ロバート・デ・ニーロ

冒頭からラストまでノンストップ、MCも無しで突っ走っていった!田淵さんは暴れてた!猿でもできるは熱唱した!
最も知識のない彼らだったけど、ああ、ロックバンドのライブに来た!って感じで堪能しました。
ただ、息をつく暇がなくていきなりヒイヒイって状態にw

go!go!vanillas

バンドの存在は知ってたけど、今まであまり聴いたことがなかったのです。
予習段階で気に入ったのはエマ、青いの。
なお気に入りすぎて、ライブ当日の朝の時点でこの2曲が頭の中をぐるぐる巡ってました。

セトリは以下の通り

1.HIGHER
2.平成ペイン
3.お子さまプレート
4.青いの。
5.エマ
6.マジック

スピッツの田村さんから永久に借りたベースで収録した曲がありますというMCからの青いの。が披露された時はぶち上がったよね。
なお、ベースは田村さん曰く、あげるというのは烏滸がましいから、永久に貸してあげてるのだとか。

脳裏にうかんだ有名なアレ。精神は真逆

気に入った曲の数々を生で聴けて本当に良かったです。
会場には結構ファンも多かった感じ。(平成ペインの手の振りに???ってなったのだ)
最後にシンバル投げたのはビビったw

フラワーカンパニーズ

彼らはベテランだし有名ですね。深夜高速はもう何十回も聴いてる。
改めての予習で気に入ったのは感情七号線、ロスタイムなど。だいたい何聴いても好きなタイプの曲ばかりだろうし、ということで聴きこみは若干浅いですw

セトリは以下の通り

1.大人の子守り歌
2.発熱の男
3.気持ちいい顔でお願いします
4.セミ・ロング
5.行ってきまーす
6.深夜高速

まず音が太いし、歌詞ははっきりと聞き取れる。前2組が若手〜中堅の勢いで向かってくる一方で、彼らはベテランの貫禄と幹の太さでぶつかってくるという感じ。これが34年メンバーチェンジ無しでやってきてるベテランのパワーですよね。
最初に披露された大人の子守り歌はマジでグッときた。
そして深夜高速を生で聴けたのはライブのハイライトの一つ。生きてて良かった!

スピッツ

待ちに待った大トリのスピッツ。セトリは以下の通り。

1.バニーガール
2.海とピンク
3.ハチの針
4.魔法のコトバ
5.きらり (カバー)
6.美しい鰭
7.三日月ロック その3
8.8823
9.ありがとさん
アンコール
en1.アケホノ
en2.ヒバリのこころ

全曲イントロで分かったけど、随分マニアック(笑)
スピッツファンが多数の会場とはいえ、最新アルバムは1曲、シングル曲3曲だけとはすごいセトリ。海とピンクとか30年以上前の曲なんですよね。

生で聴いて改めてマサマネさんすげえわと。あの歌声は綺麗な上に何気に力強いんですよね。そして唐突に始まったきらりのカバーでは、あのサビを難なく裏声使わずにに歌ってたんですから。やべー!ってなりましたよ。
(ちなみにカバーはきらりと東京フラッシュのどっちかで迷ったそうで、MCの時にほんの一部東京フラッシュも歌ってました。これもフルで聴いてみたいですね。)

以下箇条書き雑感
・ハチの針はイントロはハードロック、サビは90年代ビーイング系感を感じるのは自分だけ?
・アケホノは本人達も言ってたけどライブ映えしますね。そして歌詞あんま見てなかったから深夜高速からの引用全然気づいてなかったw恥ずかしいw
・美しい鰭はやっぱり曲として強い。そしてこれもあのサビを普通に歌うのはやばすぎる。
・アンコール2曲だったけどもう1曲欲しかったという飢餓感が。でもヒバリのこころ締めは絶妙。
・MCでの各バンドの車例えは言い得て妙でしたね。ケバブスは暴走するけど可愛いミニクーパー、バニラズは可愛いけど暴走するカリオストロのフィアット、フラカンはハイエース。スピッツは暴走したいけど安全運転のカローラ。
でもカローラなんて言ってるけど、スピッツは時にはカローラレビン、ある時はクロス、フィールダー、ハイブリッドと色んな顔見せるバンドだと思いますよ。(上手いこと言えた?)


本当、行けて良かった。
ライブ自体が随分久しぶりだったけど、今も色んな曲が脳裏で流れてきますし、また行きたいなという気持ちが強いです。
そのうちスピッツの単独ライブも行きたいですね。