見出し画像

日本人にとって川とは、 『利根川』

川越よりも荒川よりもさらに上、北武蔵の地にある日本最大級の河川。
長野、群馬、埼玉、東京、茨城、栃木、千葉をまたぎ、途方もない水量を抱え込んで海まで運んでいく、巨人みたいな川だ。 利根川について調べたり考えながらきたけれど、ここにきた途端にすべて吹きんだ。こんな光景があるなんて。

画像1

画像2

よくわからないけど、どうやら自分は自然のなかでも特に川が好きみたいだ。もしこの近辺に住んだら、これを毎日みられるのか。日常になるのかな。

それもあってか、九州では河川の氾濫で大きな被害がでているのがとても心が痛む。前の仕事でお世話になった場所、九州を巡ったところも被害に遭っている。

この雄大な利根川は、日本有数の暴れ川として人々に恵みと災害をもたらしてきた。

日本の土木の歴史は治水の歴史でもある。でも、これからスーパー堤防を被害の遭った河川に築けばよいのだろうか。雄勝町の海岸線沿いにそびえる堤防を思い出す。

日本人にとって川とは、生と死を分かち、繋げるものとして存在しているのだと、改めて考えてしまう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?