見出し画像

記憶と正しく向き合うとは 小金井のハケ

画像1

画像2


先日行った小金井のべ歩き。
歩いている間、ずっと金色の光が辺り一面に差し込まれていて、とてもきれいだった。ハケ(崖線)や湧水に畑、これまでイメージしていた東京とは別の、地形に根ざした暮らしの風景がここにはまだ残されてる。


画像4

画像5


ハケに住まわれているKさんともまたお会いすることができた。
Kさんは70年以上前の出来事を瑞々しく僕らに語りかけてくれる。戦闘機の音、落ちてくる破片、その時の会話や感情、全てが、ついさっき見てきたかのようで、一瞬、聞いているこちらまでどの時代に今いるのか分からなくなるほど。

画像7

画像7


そのためか、しばし、時間や順番があやふやになることもある。同じ会話を繰り返してしまうことも。

Kさんの話を伺うたびに、記憶に対して、記憶と人との向き合い方に対して、考える。
Kさんは、記憶に対して、正しい向き合い方をしているのかもしれない。記憶とはつまり、そういうものなのだ、と。

画像7


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?