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サラ・オレインと音響技術

サラオレインの声はすばらしい。朝たまたまテレビを見ていて、感激してしまった。すぐにwikipediaで検索。ファンクラブを見つけた。あの透き通るような声は1/fゆらぎというのがあるそうだ。1/fゆらぎで脳内がα波の状態になり、人間の生体にリラクゼーション効果をもたらすようだ。またまたバイオリン演奏もすばらしい。というよりもともとバイオリン奏者ということ。・・納得。生演奏が聞きたい。

 ところで近年の音楽環境はというと、レコードからCD,DVD,ネットワーク配信とデジタル化が進み、音の切れやノイズはずいぶん改善された。一方で、肝心の音の味わいは失われてしまった。20000ヘルツ以上の高周波はカットされ、皮膚や体毛で感じた味わいも消滅した。ハイレゾなどといういかにもハイテクな言葉に惑わされ、レトルト食品のうまいやつ程度の味わいしかない。なんとかアナログチックで手作り料理のような味わいを出せる音響装置がほしい。

今のデジタル音響の最大の欠点は、高周波カットである。安易にどうせ聞こえないからと20000Hz以上の音域がカットされている。コウモリだったら怒ってしまうかも!(冗談)。

今の技術では音のサンプリング録音は1秒間に約45000回からハイレゾと言っても、せいぜいこの数倍が限界である。少なくともこれを100倍にせよ!というのは技術的・経済的にも到底不可能!!・・・じゃあやっぱり無理なのか?

エジソンは蓄音機を発明した時「こんなもの何の役に立つのだろうか?」と言っていたそうである。発明とはそういうもの・・・。

一度原点であるエジソンの蓄音機を見直そう。



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