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【凡人でも高学歴・外資志望者に負けない】きっちり通過する、最強のGD攻略法

こんにちは、さきちゃんと申します。
私は22卒の元就活生として、某飲料メーカー・某食品メーカーなど倍率100〜300倍と言われる大手企業様から内定をいただくことが出来ました。

そして、現在は自身の就活経験を生かし、23・24卒の後輩の皆さんの力になりたいと考え、Twitterにおいてこちらのアカウントを運用しております。


さて、このnoteでは残りの夏インターンの選考や、秋冬インターン・本選考でも多く行うことになるであろうGD(グループディスカッション)の戦い方について話していこうと思います。

ここ最近、DMで「GDが攻略できずに困っている」という連絡を多く頂くようになりました。

かく言う私は、実はGDが大得意でした笑
外資系コンサルや日系大手からベンチャーまで、多種多様な企業のGDに参加しましたが、勝率は9割を超えています。

そこで、私がGDで意識していたことをまとめたら、少しでも役に立てるのではないかと考え、このnoteを書いています。


このnoteは特に
①GDの通過率が悪いけど、原因が分からず悩んでいる
②GDで発言するのが怖くて、何も言えずに終わってしまう
③なんとなくGDに苦手意識がある

というような方には、役に立つものであると自負しています。

それでは、早速いってみましょう!


1.そもそも、GDって?

まず、ここでは大事な部分に入る前に、軽くGDの概要を確認しておきましょう。

みなさんご存知の通り、GDはグループディスカッションの略ですね。
GDは一般的に

①前提共有(疑問点を解消しておく)
②定義づけ(言葉や概念の定義を定める)
③ブレスト(意見を発散させて施策を練る)
④まとめ(発散した意見をまとめる)
⑤発表(代表者が行うことが多い)

という流れで行われます。


また、お題も抽象系や課題解決系、新規施策系など多岐に渡りますが、ググればたくさん出てくるのでここでは一旦省略します。

2.普通の就活生がGDで無双するには?


恐らく、ここが皆さん一番気になるところではないでしょうか?
単刀直入に申し上げます。

凡人がGDに勝つには
「評価されるGDに徹する」
ことです。


順を追って説明します。

「評価されるGDに徹する」というと、皆さんからの「当たり前だろ!」という声が聞こえてきそうです笑
しかし、果たしてこれを実践出来てる方はどの位いるでしょうか?

自分の意見を言うだけ言って、気持ち良くなっていませんか?
「人の意見を否定しない」ということを意識するあまり、全員の意見を詰め込みすぎて訳の分からないアウトプットになっていませんか?

これらは果たして評価されるGDと言えるのでしょうか?


評価されるGDの謎を解き明かすには、企業側・社員側の目線に立ってみることが大切です。

就活は学生にとっては大きな人生の岐路ですが、企業としてはあくまで膨大に存在する業務の内の一つに過ぎません。
そうである以上、当たり前ですが予算枠も設定されているため、コストは少しでも削減したいという意図が働きます。

また、社員としても選考の結果は自身の人事評価に関わるため、上に上げて文句を言われない就活生を通過させたいという意図が働きます。


このような背景から、特に日系大手のGDの場合は
①視座が高いかどうか
②可愛げがあるかどうか

の2つが、結局のところ大きな評価軸となっている場合がほとんどです。


まず、「①視座が高いどうか」について。
これは、シンプルに論理的思考力や地頭の良さに繋がる話です。
この点の具体的な方法論については次の章で後述します。

次に、「②可愛げがあるかどうか」について。
こちらは、外資系企業でももちろん重視されますが、日系企業ではより一層重視される項目です。

この点を就活生は忘れがちなんですが、社員の目線に立てば分かりやすいですよね。

皆さんが社員だとして、拙くとも一生懸命頑張って意見を発しようとしている就活生と、言ってることは正しいけれども周囲を馬鹿にしたり鼻につく感じのある就活生ならどちらを好ましく思うでしょうか?

社員も人間ですし、仕事は人と人のつながりです。
可愛がってもらえる力も立派なスキルです。
だからこそ、可愛げを見せることはGDにおいても大切な点になるわけです。


これまでゴチャゴチャと述べてきましたが、逆に言えばこの2つの評価軸さえクリアしてしまえば、少なくとも日系大手のGDは通過出来ると考えて差し支えありません。

これら2つをクリアしたGDが、冒頭に述べた「評価されるGD」になるわけです。


3.具体的なGD攻略法

ここからは、前の章までで述べた「評価されるGD」を、具体的にどのように実践していくかについてお話ししていきます。

結論から申し上げると、以下の3つの施策を実践してください。
①「そもそも」の角度から切り込む(視座の高さを担保する)
②プラスαの意見を発信する(視座の高さを担保する)
③笑顔で話す(可愛げを担保する)

ことです。

順を追って説明します。


3-1.①「そもそも」の角度から切り込むとは?


皆さんはGDの際に、いきなり前提共有や意見の発散に取り組んでいませんか?

それも悪くないのですが、次回からは本格的な議論が始まる前に、お題に対して「そもそも、なぜこれを考えるのか(orなぜ行うのか)」という問いを班全体に投げかけてみてください。

この問いを投げかけるだけで、他の班員より一段高いレイヤーからお題を考えられるようになり、目標設定の精度が格段に上がります。

私がある交通インフラ企業で実際に経験した
「弊社が新しい旅館を建設するとした場合、山の近くに建てるか海の近くに建てるか」
と言うお題を例に考えてみます。

このお題を見ただけでも、
①そもそも、何故新しい旅館を建てたいのか
(既存ビジネスが頭打ちなのかもしれない…)
②そもそも、何故海と山に限定してるのか
(観光地路線に強みを持つ企業なら、未開拓の地域の方が経済的インパクトは大きいかもしれない…)
③そもそも、新しい旅館を建設する場合の予算感や収益性はどのような設定するか
(全て自分たちで決めて良いのか、だとしたらトップダウンで抽象度の高い議論を行うよりもボトムアップで具体性の高い議論を行うべきかもしれない…)
など多くの「そもそも」が生まれてきます。

あとは、これらを総合的に検討するだけで、自ずとボトルネックの特定から目標設定、施策提案というルートに乗ることが出来ます。

そして、この「そもそも」の問いを冒頭に班員に投げかけることで、班としてのアウトプットの質が大幅に向上します。

そして、何より社員からも、視野が広く議論を適切に導く力があると評価されるようになります。

GDでは、必ずしも自身の意見を言わなければいけない訳ではありません。
「そもそも」の問いによって周囲の意見を活性化させることも、GDにおいては非常に価値の高い行為になります。

これは、外資系コンサルティングファームのGDでも通用するテクニックなので、とてもオススメです。


3-2.②プラスαの意見を発信するとは?

これは、特に「GDが苦手で意見を言うことができない」という方にオススメの方法です。

具体的には、他の班員の意見にプラスαでより良い施策を付け加えるだけです。

ここでも、①の説明で挙げた「弊社が新しい旅館を建設するとした場合、山の近くに建てるか海の近くに建てるか」と言うお題を例に考えてみます。

議論が深まるにつれ、他の班員(Aさんとしましょう)が「ここは〇〇した方が良い」という施策・意見を提案してくれたとします。

その際に
「いいですね!今、Aさんの意見を伺って感じたのですが、それに加えて〇〇もしてみるとさらに良くなりそうですよね!」
と言う、たったこれだけです。

この言い方であれば、Aさんも自分の意見に自信が持てるようになり、班の雰囲気は良くなります。

また、施策決定に際しても議論を深める役割を果たすことになるのに加えて、社員からも協調性やコミュニケーション能力が高いと評価されやすいキラーフレーズです。

「Aさんの意見を伺って思ったんですが、それに加えて〜」

このフレーズを使って、発言機会を少しずつ増やしていきましょう!


3-3.③笑顔で話すとは?

当たり前だけど、とても大切なことなのであえて書きました。

GDはディスカッションの名の通り、意見を出し合いながら、最良のアウトプットを目指すものです。

その過程では、当然意見が対立したり気まずい雰囲気になることも有り得ます。

その時に、無愛想な顔やぶっきらぼうな話し方でいたらどうでしょう?
班員からはクラッシャーの汚名を着せられ、社員からも一緒に働きたくないなと思われて終了です。

鋭い意見や立場の違いによる衝突を、笑顔というEQスキルで緩和することも社会人にとって重要なことです。

班員を論破して、したり顔になっている暇はありません。
笑顔で、班員や社員からこの人と一緒に仕事をしたいと思われる振る舞いをすることが、自身のGD成功につながります。


4.まとめ

すっかり長くなってしまいました。

改めて、結論としては大きく2点になります。

1,凡人でもGD無双したいのであれば「評価されるGD」に徹すること。
具体的には
①視座の高さ
②可愛げ
の2つをしっかりとアピールすべし。

2,評価されるGDを行うには
①「そもそも」の問いを投げかける
②「プラスαで意見を述べる」
③笑顔で話す
の3つを忘れない。

これらさえ覚えておけば、どんなGDであっても通過確率は極めて高いものになると思います。
何度も読み返して、しっかりと頭に入れておいてくださいね!


GDはいわば模擬会議です。
評価をする社員側も、GDを通してこの子は一緒に働けそうか、一緒に働きたいかという視点でこちらを品定めをしてきます。

なのでGDは、必ずしもたくさん意見を発した人が通過するとは限りません。
無理に発言しようと頑張らなくても「評価されるGD」を行えていれば、通過することは可能です。


疑問点や気になる点がありましたら、いつでもdmしてきてくださいね🥰

これからも厳しい戦いは続きますが、一緒に頑張っていきましょう!

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