【10倍リーダー】 読書記録 #3

三冊目は、
『10倍リーダーシップ・プログラム』です。

読みやすさ ★★★☆☆
本間満足度 ★★★★☆

※このブログは本の要約を目的としておりません

あくまで自分の感想がベースとなっています。

得た知識をアウトプットして、
「わかったつもり」を卒業します。

読もうと思った理由

キャプテン・副キャプテン・生徒会長
委員長・ゼミ長と比較的上の立場になることが多い人生。
そもそも「リーダーシップ」って何や?がきっかけ。

100字要約

リーダーシップとは、仲間に影響を及ぼす能力である。
その鍵になるのが「SHARP」という5大要素。SはStrengthで「強み」。
それに沿って、いかにリーダーシップを持つ人間になれるのかを解説。

あなどれない"健康"

10倍リーダーは、長所と情熱にしたがって行動するだけでなく、エネルギーと活力に満ちています。そのエネルギーは自己管理の方法を学んだ人々が、慎重に、そして規律正しく運用する身体的、知的、精神的リソースなのです。(p.122)

実際、リーダーには「健康」つまりエネルギーに
満ち溢れていることは、かなり大事。

「半年に1回は体調を崩し休みが多い人」と「1年間稼働し続ける人」であれば、
後者の方が持続的に行動を起こしている分、
圧倒的にパフォーマンスはいいし、周りからの信頼も厚くなる。

健康でいるために、To Doとして以下3点を取り組む。
●規則正しい食生活(NO添加物、腹八分目)
●部活を引退したら毎朝10分のランニング
そして、
●時間管理でなく、エネルギー管理

時間を管理することは今ではできる。
これからは、エネルギーを管理することに目を向けたい。
疲労を感じ取り、適度な休息と回復をマメにとる。

弱点克服より長所を伸ばす

従業員が長所を仕事に活かせるかどうかは、組織リーダーの期待や決断に大きく左右されるのです。(p.97)

ピグマリオン効果...高い期待を受けた子供たちのIQが実際に上がったこと

弱みを克服したときに人は強くなれるという神話。
弱点の克服は、「発展」でなく、
単なる「被害対策」でしかない。(ダメージを軽減)

これは失敗を防ぐことはできるけど、
何かの分野で秀でる存在になることはまずない。

だから、長所を見てあげる。
自分の長所が「わからない」という人は多い。
だから、長所を見つけてあげる。
そして、その長所をうまく使えるように一緒に考える。

結果、自己理解。

リーダーになるとは、自分自身になることを意味している。(p.191)

ようは、自分の価値観や判断基準を理解し、
それに忠実な人こそが優れたリーダーだと言っている。

言っていることが、二転三転するようでは信頼できない。
だから自分のメンタルモデルを理解しておく必要がある。


本間柊人


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