ドイツで怒涛の4ヶ月 コロナ編
どーもこんにちは。
しゅーとです。
前回はコーチ陣の様子がおかしく、コロナの噂が少しずつ広まってきたところでおわりました。
僕から言わせてもらうと、当時は、コーチがどうとかコロナがどうとか、そんなんことは関係ないと思っていました。頭の中は次の試合に出ることで一杯で、夢中でアピールしようと頑張っていました。
しかしシーズン4試合目の週、一番アピールのチャンスである水曜日の練習開始前、僕たちはクラブハウスに呼び出されます。
入ると真っ白な顔したコーチ陣が立っていました。全員入るや否や、監督がほっそい声で
「僕達は今日で退任する。いままでありがとう。」
と一言。
選手たちは何も言わず、一人一人に握手を交わす2人を見てるだけでした。
そんなことがあり、選手だけでミーティングをしてその日は練習はなくなりました。
退任に関しては、結果を見れば仕方なかったのかもしれません。でも個人的には試合に出れてなかったとはいえ、ドイツに来て最初の監督とコーチだったので複雑な気持ちでした。
帰りの車で、「でもこれはチャンスだ」と自分に言い聞かせるしかなかったです。
そして2日後の金曜日、午後の練習は0からのアピールなのでフレッシュな気持ちで望もうとワクワクしていました。しかし、ここでも裏切られます。
そう、コロナです。
コロナの影響で練習が中止になったと告げられました。
実際その当時はイタリアもロックダウンされており、ドイツも危なかったです。しかし、そんなこと気にもしていなかった僕らはかなりのショックを受けます。
試合に出れない日が続き、ようやくやってきた監督交代チャンス、しかし次はサッカーすらさせてもらえない状態になってしまいました。
ここからの生活は、この怒涛の4ヶ月の中でも一番キツかったと思っています。
次々起こるトラブルはまだまだ続きます。。
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