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会社員を辞めて農業で食っていく


Coco Berry Farm (加藤諒)

2021年4月、将来安泰の会社から抜け出して自分の畑で農作物をつくり始めた。
小田原市桑原、三島神社のとなりで、美味しい野菜・フルーツを育てるための試行錯誤を繰り返している。
トライ&エラーの毎日。改良を重ねるうえでベースとなっているのは「不耕起栽培」という手法。

読んで字の如く、土を耕さない手法で、過剰に人間の手を加えない。
厳しさは愛情の裏返しというが、立派に美味しく育ってもらうために、心を鬼にしてあえて放ったらかしにしておくのだという。

不耕起栽培は、一連の畑作業の中から耕運や整地の行程を省略する栽培方法である。

(金沢晋二郎,日本土壌肥料科学雑誌,1995)

加藤さんに言わせればスーパーで売っている野菜は野菜じゃない。
不耕起栽培で育った野菜は強く育って、味が抜群に濃いという。
野菜嫌いだった子どもが「上手い上手い」と言って、生の人参をむさぼり食うとか。

化成肥料も農薬も一切使わない。
植物の生きる力を、見て食べて体感してみては。


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