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魂の中に鬼殺隊を育てる №113

鬼滅の刃では鬼は夜にしか出てこれない。
太陽の光を浴びるとその鬼は死んでしまう。

鬼舞辻無惨は昼でも生きていられる様、模索するが結局叶わなかった。

鬼の力は1人の人間よりも強く簡単には死なない。
上弦の鬼は鬼殺隊の柱たちが束になってなんとか勝てるくらいだが、そこには多くの犠牲が生じる。

これを私の心に置き換える。

私は夜になると特に、自分の中の不安や孤独、ネガティヴな発想などが出やすい。今は以前に比べたら何倍も良くなったが、かつては眠れない日やすぐ目が覚めてしまう日がしょっちゅうあった。
昼間は普通の顔をする事はできるがなぜか夜に色々と襲ってくる。
これは鬼という名の自分の中の良くない面が働いて、鬼と同様夜に襲ってくるのではないかと思っている。(実際は夜だけとは限らないが、夜に特に強まるのではないかなと思う。)
あらゆる欲も一般的には夜の方が増すのではないかと思う。食事やお酒、性的な欲も夜の方がお盛んになる。

こういった欲やネガティヴな思考は悪ではないが、行き過ぎると悪にもなってしまう。
また、なかなかそれに打ち勝つことができない。
こう言ったものは鬼滅の刃で言う『鬼』なのではないかと思っている。

人は良い行いを止めるのは簡単だし、炭治郎の様な澄んだ心の持ち主になるには相当な修行が必要な気もするが、悪い方に流れるのは簡単だ。

人間の心に鬼がいれば殺すのは簡単ではなく、たくさんの鬼殺隊が必要となる。自分の魂の中に鬼殺隊を育てていけば必ず鬼に打ち勝ち、明るい未来が来る。

ものごとには裏と面、陰と陽がある。
鬼滅の刃はそういった中で、どうあるべきかを伝えてくれるストーリーがたくさん埋め込まれている。
社会現象になった理由の奥底にはこう言った精神性メッセージが大きく影響しているのではないかと思う。

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