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スポーツの神様 №193

今週は土日共に何も予定がない!
これは試されている!!
何に時間を使うのか!?
あれっ?土曜日はイマイチ時間有効に使えなかった。。。
明日はしっかり使おう!!!

さて、日本はよくできた国です。
“八百万の神“と言って、無数に神様のいる国です。
キリスト教やイスラム教などは一神教なので神様は一人です。

日本には“太陽の神様“や“水の神様“、“火の神様”、“戦いの神様“や“勉強の神様“、“貧乏の神様“や“トイレの神様“もいる。

“トイレの神様”がいると思えば、トイレをきれいにしようと思うし、“勉強の神様”がいると思えば、いつどこで神様に見られているか分からないからしっかり勉強しようとする。“貧乏の神様”には好かれたくないから、貧乏の神様が嫌いそうなことをする。

例えば、“サッカーの神様”がいると考える。
そうすると、練習で手を抜いた時、監督やチームメイトには見られていないかもしれないが、サッカーの神様はどこからでも見えてしまう。(と考えるのが日本人の考えだろう。)だから、練習では手を抜かなくなる。
また、スパイクやボールなど使う道具を大切にするようになる。
雑に扱うことで運が逃げてしまうと考えるようになる。
グランドにも神様がいるから、グランドも自分達の手で整備しきれいに使う。

それらを積み重ねた環境には凛とした空気が流れる。

お伊勢さん(神宮)に行った時、鳥居をくぐるたびに空気が引き締まる感覚を経験したことのある人は多いと思う。強豪チームのグランドはどこかそれに似た空気が流れているように思う。
人はそのような空気の中ではそれだけで気持ちが引き締まり、一つ一つの動作が丁寧になる。
それだけで質の高いトレーニングになるのはわかる人にはわかると思う。

おそらくそれらの神様を見ることができる人などこの世にほとんどと言っていいほどいないと思う。
少なくとも私は全く見ることができない。

しかし、神様がいることにしてしまえば(言葉は良くないが)それだけで質が上がって来る。
そして勝つ確率が上がる。
苦しいトレーニングを積むことや、誰も真似ができないような技術を身につけるよりもシンプルで誰でもできること。

ちなみに、柔道や剣道などの日本の武道の会場には必ず神棚がある。
明治以降は神道式の神棚を。
明治以前は武芸の神様『武甕槌神(タケミカヅチ)』『経津主大神(フツヌシノオオカミ)』に『天照大御神(アマテラスオオミカミ)』の三柱が掲げられていたそうです。

このような考え方のシステムを作り上げた過去の日本人たちの素晴らしさとは何だろうか。
科学も何も無かった頃からの知恵は人の行動を正しい方向に導く方程式だとしたら素晴らしいものを過去の人達は残してくれたのではないだろうか?

難しいことを言っているのかもしれないが、やるべきことはシンプル。

それぞれのスポーツには神様がいる。

そう信じた人が、心と行動を神様に合わせて積み重ねた時、成功が訪れる。

今日も読んでくださりありがとうございました。

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