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負けていても最後まで! №125

その昔、負けている試合の終了間際、途中で走るのを止める外国人選手に違和感を感じた。

私は、試合は最後まで全力を注ぐことを何処かからか自然と学んだ。
例え大差で負けていても、諦めることを良しとはされなかった。

さて、これはどこから学んだんだろう?

一時、もう勝負がついてるのなら途中でプレーをやめてしまっても良いのではないかと思う時期もあった。
しかし、今考えてもやはり、最後までやるべきだと私は考える。

おそらくだけど、この考え方は武道から来ているのではないかと思う。

武道というのは、その名のとうり『道』である。
『道』というのは人が従い守るべき正しい教え。道理だという。

ただ試合に勝つか負けるかではなく、練習であれ試合であれその瞬間瞬間は魂を磨くための鍛錬であり、目に見える勝敗よりも、どう取り組むかの目に見えない部分を大切にしているが故にこの様な発想となるのではないか?

目の前の勝負という短い視点ではなく、人生やそれ以上のものも含めた長く大きな視点を持ち、今この瞬間をどう過ごすのかを考えられるのが日本人の持ってる良さなのかなと思うのです。

この様な事をいつ学んだと聞かれてもはっきりとしたことが私には言えません。
私たちは、大切な事をどこからか自然に学ぶ環境の中に居させてもらっていたのだと感じます。
先人の方達がこのような自然と身につく環境を作ってくださったのではと思っています。

欧米化もいいのでしょうが、日本人の日本化も忘れてはいけない事だと思うのです。

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