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総裁選のお供に最適!「自民党抗争史」

終盤戦に突入した自民党総裁選。
そのお供に最適なのが

裏切りと嫉妬の「自民党抗争史」 浅川博忠著

戦後の自民党結党から安倍政権に至るまでの権力闘争を
分かりやすく解説。
今に繋がる自民党の派閥がわかる1冊です。

本書の特徴はなんと言っても一次情報の多さ。
筆者本人が政治家から直接聞いた話・エピソードが
多数収められています。

菅さんのワンポイントリリーフ予想の的中や
ポスト安倍のひとりとして総裁選出馬中の野田聖子さんを
予想。
また河野家の歴史を辿ることでいかに、
河野太郎さんの総理総裁就任が悲願であるか。
また加藤の乱など宏池会の歴史を知ることで、
岸田ビジョンをより多角的に読み進めることもできます!

また本書の内容には政策論争はほとんど出てきません。
だから政策のことは分からないという方でも
「三国志」感覚でさくっと読むことができます。

自民党の権力闘争。
いいか悪いかは別として、たしかに面白い。
だがそれを知れば知るほど戦後の政治は
国民不在」であった感が否めない。
だからこそ、政治家が国民を意識した政治をするために
有権者である私たちがまずは現代史を学び、
権力とは、権力闘争とは何かを知ることが大切だと思います。

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