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転職エージェントが転職を決心した理由。

[簡単な自己紹介]
京都生まれ京都育ち。人材業界13年。28歳で上京しJACRcruitmentでマネージャーを経験。Professional Studioで急成長ベンチャーと経営幹部をおつなぎしてます。36歳で自分自身もスタートアップ1年生に。絶賛奮闘中です🏃‍♂️💨💨


本当は人材業界から卒業しようと思ってました。

私は、13年間人材業界に身を置いてきました。
(他の経験は、アルバイトでTSUTAYA店員と塾講師とリゾートホテルでウェイターぐらいです。)

製造派遣、特定派遣(正社員派遣)、外国人紹介、業務請負、人材紹介と色々な人に仕事を紹介する。またその逆を、仕事にしておりますが人材業界には新卒から足を踏み入れています。

もともと人生のおおきな転機にたずさわる職がいいなと思い就活をして、
「仕事」というテーマにたどり着き、教育事業+人材事業(育ててしごとを紹介する)という事業に価値を感じ、ヒューマンリソシアという会社に入社しました。

1年目は、いい上司たちに巡り合い、新人賞を頂けるなど非常に充実した1年でしたが、翌年にリーマンショックと派遣法改正の影響から業績も会社のムードもすごく悪くなっていきました。(同時に私もくさってました。。)

上司からお誘いを受けて2社目に転職。弟子となり、日々成長を感じる充実した時間でしたが、少々ブラックな会社だったこともあり、2年経ったぐらいから転職活動を始めました。(私の退職後に行政指導を受けたようです。)実質的には初めての転職活動です。

その当時は、人材業界から身をひこうと考えておりました。

企業に提供していることは、意思を持った「人」を紹介することなので、どれだけ自分ががんばっても「人」の都合で契約が決まらない。この状態を抜け出したかった。という本当に自分勝手な最低な考えを持っていました。

案の定、そんな自分勝手な動機で転職活動をしていたので、なかなか決まらず面接に落ち続けておりました。

「自分は人にいい仕事を紹介するということをしたかった。」

と、ふとした時に新卒当時の想いを思い出し、転職支援会社は自分の生きる道だと確信してJACRcruitmentを受け、無事入社することなりました。

当時のJACは、分業体制から両面体制(企業も候補者も担当する)への移行期でしたが最終的には成約権利が100%求人担当につくという評価の仕組みに変わっていきました。
給与も全体の3-5割が固定給で残りは成績連動型賞与という給与制度をひいていたため、業績を上げるために、いかに求人を決定していくかということを自然に追求するようになりました。

採用担当者との打ち合わせでは、なぜ採用ができないか、求職者を集める為にはどうすればいいかなど、採用決定に向けての打ち手を何度も何度も話しておりました。

そうするとポジションを決定することに熱がこもり
意識しないうちに、求職者との転職面談自体も自身の担当求人を受けてもらう為に、そちらの方向に寄せた話し方をしていた事もありました。

転職がまとまると、候補者からもお礼の言葉を頂け、企業からも感謝されるので、たくさん転職をまとめることだけを考えて動いてきて、それはマネジャーになっても基本的な考え方は変わらず、仕事に打ち込んできました。
(この経験は、コンサルタントとしての土台をつくる大事な時間になりました。)

2021年は、マネージャーからプレイヤーにもどり。経営幹部層の領域にチャレンジすることにしました。プレイヤーに戻ると少し時間もできたので、この仕事のことや自信のキャリアのことを考える時間が増えました。
すると、

気持ちの変化を感じるようになってきました。

確かにお金は企業からもらうビジネスモデルですので、企業に軸足を置くやり方は、経営としては決して間違っていないかと思います。

ただ転職支援ということに自信を持てたからこそ、自身の思いと何かずれてきている。ということに気づきました。

転職の失敗は、企業にとっても痛手ですが、候補者にとってみると大きく取り返しのつかないことです。
だからこそ。候補者の本質的なキャリアを考え、機会を提案したい。(それは正社員だけではない選択肢も含めて)と感じるようになってきました。

それを実現する為に、Professional Studio株式会社をえらびました。
(次回のnoteに、professional studio=プロスタがどんな会社か紹介します。)

次のチャレンジは、

転職希望者にとって、本質的なキャリア提案をする組織をつくる。

もう少し踏み込んでいうと、その組織が正常に機能する仕組みをつくりたいということです。(人材紹介会社の多くが企業起点の考え方を持った会社です。)

これから人生100年時代です。
自分も含めて、これまで以上に長い期間仕事をすることになりますが
時代の変化と共に、スキルによっては価値がなくなります。

自分の持っているスキルの価値がなくなったということにならない為にも、
全員がスキルの棚卸しとキャリア開発を続ける必要があります。

日本は長く終身雇用だったので、日本人はキャリアを考える習慣があまりありません。そのため、その人にとって本質的な提案をする転職支援会社が社会的に必要になると思います。そんな会社を作っていきます。

最後に、この転職は自分自身にとってもキャリア開発です。
スタートアップ1週間でこんなことが起こりました。
・タッチパッドを触りすぎで指先がツルツルになった。
・Slackの返信方法を10回ほど間違えた。
・寿司を食べながら夜遅くまで勉強会をした。

長くなりましたが、最後まで読んで頂き有難うございました。

もう少しドロっとした転職理由が聞きたいよ。
とか、質問などあれば、お気軽に連絡ください。

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今週も頑張っていきます!!


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