2021/11/1(月)カレンダー

 新しい月が月曜はじまり。カレンダーの「1」の日がカレンダーの左端からはじまりで、なんだか気持ちがいい。

 近々、大学のサークルのOBが集まって、学園祭に出向く予定である。
 20年ぶりの再会をしきる幹事としては、当時からまとまりが悪い面子を思い、どんな話題をふるべきか、なんてふと考える。

 そこで、気楽な話題として、「日曜始まりのカレンダーをどう思う?」と聞いてみたい気がしている。
 文具好き、手帳好き、としては、カレンダーの圧倒的な「日曜はじまり」に憤りをおぼえているのです。
 手帳は、「日曜始まり」「月曜はじまり」をだいぶ選べるようになっているのに、カレンダーはほとんどが強硬な態度で「日曜はじまり」を貫いていています。
 キリスト教には「安息日」の「日曜」を週のはじまりとするそうですが、月曜を1週間のはじまりとして過ごす日本人のうち、はたしてどの位の人が「日曜はじまり」カレンダーをよしとできるのだろう。

デザインや紙質、余白の個性を吟味する前に、左端の「日」に絶望を感じます。社会の一般感覚が無視されている不条理に、LOFTや本屋、雑貨屋でどれだけ立ち尽くしたことでしょう。
 実際に、手帳の月曜はじまりと、カレンダーの日曜始まりによる事故は何度となく発生していることでしょう。
 私は日にちと曜日を言い間違え、書き間違え、おそらく、TV制作のADさんは、お弁当の発注ミスの隠蔽で、数十個単位のお弁当を上司に内緒で廃棄しているはずです。この食品ロスの問題ひとつとっても、カレンダーの日曜始まりが加担しているのです、きっと。。。

 「元気だった~?変わんないね~」「どんな仕事してるの?」の合間、この話題を放るタイミングをうまく見図れますように。そして、みんなの日常とピントがずれていませんように。。。

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