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倒され、のこぎりで切られた木

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【詩】
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2023年2月の記事一覧

俳詩「花のひら・まもなく」

       ❅ こんかいは、俳句に詞書をそえました ❅ ――――――――――――――――――――――――――――――――――         きみを吞まされ脳裏びしりと花のひら まがさした、まにあった、まだほしかった、まんぷくを、ましゃくにあわないわがままだ、まだいける、まだほしい、まちがいなのか霧の中、まどろみは熱い湯のなか宙返り、満月だ、満潮だ、まちがいなんておもわない?そんな無粋はよしましょう、まぼろしの手毬万年毬つくの、まちがい以外ほしくない、まだまだ落ちて