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日本語訳聖書を作成されたヘボンさんは、ヘボン式ローマ字のヘボンさん

多くの人が手にする聖書。この聖書を私たち日本人が読めるように訳して下さった方はジェームス・カーティス・ヘプバーンさん。アメリカ人の医師です。ヘプバーン→日本人にはヘボンと聞こえたそうです。
ヘボンさんにより、
日本語訳の新約聖書が完成したのは1880年。
日本語訳の旧約聖書が完成したのは1887年。
このヘボンさんは、そう私たちが小学校で習ったヘボン式ローマ字のヘボンさんだったんですね。
聖書を訳す前に、初の和英辞典である『和英語林集成』を作成されていましたが、その日本語の表記法が元になり、ヘボン式ローマ字と言われたとの事です。

キリシタン禁制時の1859(安政6)年10月18日に日本に来られ、外国人を見れば無差別に殺傷に及ぶ危険な人たちがいるので気を付けてくださいと言われ、多くの事件が起こる中で、日本のために命をかけて、聖書を訳してくださいました。

1880年に新約聖書が完成した際のヘボンさんのメッセージ
「私は、日本文化の驚くべき進歩を大いに喜ぶとともに、今こそ日本国民にとって聖書が必要であること、そして今後は一日も早く旧約聖書の翻訳をも完成させ、新・旧併せて聖書が日本人の手に抱かれる日が来ることを切に望んでおります。実に、聖書を学ぶことによって日本人はその英知を磨かれ、さまざまな方面において才能を開花させ、文化的に一層の発展を見せてくれることを私は信じてやまないのです」。
(https://www.christiantoday.co.jp/articles/26311/20181205/james-curtis-hepburn-17.htm)

「英知を磨かれ、さまざまな方面において才能を開花させ、文化的に一層の発展したきた」日本ですが、聖書を読む人がもっと増え、聖書のメッセージを深く悟る人がもっと多くなれば、日本がより一層の発展ができると信じています。

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