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すみません西野さん。謝罪します…

2020年12月25日に公開されました『映画えんとつ町のプペル』を先日観にいきました!

映画の製作総指揮・原作・脚本はもちろんこの方、キングコング西野亮廣さんです!!

勇気と希望をもらえるとても素敵な作品でした…
正直申し上げますとね、上映中に4回ほど泣きました。

いやほんとにね、マジ無理だよ?みんな絶対泣くよ?これ。

特に西野さんの理解を深めておくと、より一層楽しめますし号泣不可避です。

YouTube上では皆さんが知らなかったり誤解している西野さんの本当の姿を、いろんなチャンネルで見せてくれます。

これらの動画では西野さんの活動の軌跡や今の想いを、業界のぶっちゃけトークとともに聞けます。

しかし、こういった『西野冒険譚』では語られていない“始まりの時期”を知る人はあまりいないでしょう。


◼️試行錯誤していた時の西野さんを僕は知っている


正確な年はおぼろげですが、2012年あたりでしょうか。

僕が当時お世話になっていたギャラリーで開催されたグループ展(複数人の作家による展示会)のレセプションパーティに参加した時のことです。

その日は出展作家の数も多く会場は大賑わい。

ふらふらと作品鑑賞をしていると、なんとその中に西野さんの姿があるではないですか!

どうやら絵本を描いているようで、多くの作家に混じってその原画を展示していました。

細密なタッチで描かれたペン画が展示されていて、なにやら手書きで値段が書いてあります。

「100万円」

A3サイズくらいの絵が100万円。。僕は思いました。

「いやいや、アート業界甘くねぇぞ?そんな高値で売れるかよ笑」と。

それなりに展示・販売をこなしていた僕は“絵を売る”ということがどれだけ大変かを身をもって知っていました。

今思えばこのときの僕↑、映画を観た方は分かると思いますが、えんとつ町の町人そのまんまじゃないですか。

めちゃダサいですねぇ当時の僕は笑

そして、このギャラリーには失礼になってしまいますが、都内にあるギャラリーの中でもそんなに敷居が高くない会場でして。

まだ経験の浅い作家でも気負いせず展示できるギャラリーって感じですね。西野さんはそこで展示してました。

何が言いたいかというと

西野さんも最初は手探りでいろいろ試していたんだなぁ、と。

今からは想像が難しいですが、当初は一般の人と同じフィールドで絵を展示していたんです。

芸能人だからと横柄な態度はとらず、現状でやれることをコツコツ試していって、試行錯誤していたんですね。

偉大な人も最初の一歩は小さいところから、って思うと勇気が湧いてきます。


◼️革命のファンファーレが鳴り始める


芸能界で輝かしい実績を残していた時と比べると、特に注目されることなく表面下での活動を続ける西野さん。

だけどどうだ?

クラウドファンディングなども上手に使い、ニューヨークで個展を開いたりするようになり、徐々に世間で騒がれるようになってくるではないですか。

西野さんのその活躍ぶりを見た僕は、割と早い段階で“脱えんとつ町の町人”をしまして、西野さんの活動をウォッチするようになります。

待てよ、この人凄いぞ?とこの時から感じ始めたんですよね。

2014年、2015年の独演会では数千枚のチケットを手売りするという挑戦をしていて、僕は両方ともご本人から直接購入し、見に行きました。

その後、絵本業界の現状を知った西野さんはフリーミアムというビジネスモデルを参考に、絵本プペルをネットで無料公開。

見事大炎上するも独自の理論を展開し絵本はバカ売れ、結果を残します。この時僕は思いました。

「めっちゃかっこええやん」

エセ関西弁をかます僕を尻目に、ビジネス書も出版して破竹の勢いで飛翔していく西野さんは、

次々とおもしろいものをリリースしていきます。

今やメンバーが7万人を超える自身のオンラインサロンや「レターポッド」、「しるし書店」、「SILKHAT」などウェブサービスも手がけていきます。

こういった活動に世間がついていけてない様子を観察していて、僕の西野さんの認識はこうなりました。

「ああ、この人は少し先の未来を生きてるんだな」


◼️まだ夢を叶えるチャンスはある


さて、いったいどれだけの人が西野さんが映画を公開するほどの男になると想像できたでしょうか。

「ディズニーを倒す」だなんて夢のようなことをどれだけの人が信じぬけるでしょうか。

誰もが子供の頃は大なり小なり夢を抱いていたけれど、現実との折り合いをつけてやがてそれをあきらめる。

でも大人になっても夢をあきらめない奴がいて、そいつが夢を叶えてしまうと夢を諦めた自分が間違ってたみたいになる。

だから夢見る奴の足を引っぱったり否定したりして自分と同じ状況にしようとする。これは西野さんがよく言う言葉ですね。

このことは心理学的には「認知的不協和」として説明されています。

『夢をあきらめた自分』と『“夢に向かうことは素晴らしい”という現実』には乖離があるので、そのギャップを埋めたいが

『夢に向かう自分』に変えるのは難しそうなので『夢なんてあきらめるのが普通だ』と現実の方の認識を変えることでギャップを埋めようとする、というもの。

「夢なんてあきらめるのが普通だ。だから俺は夢をあきらめたのさ。」これで自分と現実の整合性が保たれます。

金持ちじゃない自分を肯定するために「金持ちは何かしら悪いことを、汚いことをしてる」と考えてしまうのと同じですね。

多くの人は現実を見て、夢をあきらめます。

確かに現実は厳しく、皆が皆、抱いた夢を叶えるというのは難しいでしょう。

そんな大人でこの世が溢れているのも知っていますから、たやすく「夢は叶うよ」なんて言えるものでもない。

でもそんな人でもですね、まだ夢を叶えるチャンスが実はあるんです。

それは他人の夢を一緒になって叶えることです。

「めっちゃかっけぇ夢」や「めっちゃおもろい夢」を叶えようと奮闘してる人がこの世にはいます。

その人を応援するかたちで、一緒にその夢の船に乗せてもらうんです。

例えば「ディズニーを倒す」って偉大な夢を叶えたいなら西野さんのオンラインサロンに入会して一緒に叶えればいい。

家族や友人で夢・目標のために頑張ってる人がいるならその手助けをするのもいいですね。

助手席にいれば運転手と同じ景色を見ることができますし、きっと楽しいと思いますよ♪

そんで僕はずっと見てきた西野さんがつくった映画が起こす“奇跡”を見たいんです。

なので応援としてはほんーーーの微力ではありますが、映画の主人公・ルビッチを僕が得意とする写実化で描きました。

…そしてこの動画をご覧になられた方ならお気づきでしょう。

この記事のタイトルの通り、西野さんに謝罪しなければならないことがあります…












ルビッチの帽子が“新品”ですみません…!!!

本当は穴をふさぐ布が縫い付けられてるんですよ…!!!

事前調査及び確認が不足していましたこと、深くお詫び申し上げます…!!!m(_ _)m

今後はこのようなことがないよう、細心の注意をはらって作画していきたいと思います…

僕は痛恨のミスをやらかしましたが、映画は完璧で素晴らしい作品でした。

今夢に向かって頑張ってる人にも、何らかの理由で夢をあきらめてしまった人にもオススメの映画です。

「映画 えんとつ町のプペル」観に行ってみてください!(^o^)


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