Retsina,Lillet,Vermut

レツィーナと読むんだろうか。ギリシャのフレーヴァードワインで松油が香るらしい。

現代のレツィーナ造りでは、松の樹脂をティーバッグのような袋の中に入れて醸造時に使用している。松脂は強烈な香りがするのでギリシャワインのイメージを低下させてきた側面もあるが、高品質でモダンなスタイルのレツィーナも少量ながら生産されている。また、ギリシャ国外で造られたものはレツィーナを名乗ることはできない。

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1872年、フランスボルドー南部のポデンサック村で、ポール・リレとレモン・リレの兄弟がメゾン・リレを創設。ワインに自家製フルーツリキュールをブレンドしたアペリティフワイン「リレ」が生まれました。フルーティな風味や甘み、清涼感のある苦みをもったリレは、アペリティフとして人気を博し、世界で100年以上愛され続けています。

いくつかのバリエーションがあるなか、特に人気なのが「リレ ブラン」。19世紀から受け継がれた技術で、オレンジやキナなどの果実や皮を個別にアルコールに漬け込み、エッセンスを抽出します。それらを、厳選された白ワインとともにフレンチオーク樽で熟成。およそ12カ月後、樽出ししたのちに再度ブレンドを施すことによって、香り高くなめらかなリキュールが完成します。

伝統の製法で手間ひまかけて生み出すリレ ブランは、日本では手に入りにくい状況が続いていましたが、2018年2月5日(月)から正式に発売されることになりました!

グラスに注ぐと、花やハチミツといったワイン由来のアロマに、砂糖漬けのオレンジや松ヤニ、ライム、ミントなどのアロマが複雑に絡み合います。フレッシュでフルーティ、しっかりとした甘みを持った味わいは、そのまま飲むのもよし、氷を浮かべたり、ソーダで割ったりするのもよし。「もう少ししっかり飲みたい」という方におすすめなのは、よく冷やしたグラスでジンとリレ ブランを半分ずつ混ぜ合わせてつくるカクテル。ジンとイタリアンベルモットでつくる「ジンアンドイット」にヒントを得た、とあるバーマンのレシピです。アルコール度数の高いジンならではのキレのある味に、華やかなリレ ブランの香りが加わり、食事を待ち遠しいものにしてくれるはずです。

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「ジン3にウォッカを1、キナ リレ0.5。氷のように冷たくなるまでシェイク、レモンの皮を薄く大きく切ったものを加える」……。007の映画『カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』に登場する「ヴェスパー・マティーニ」のレシピです。製造が終了した「キナ リレ」代わりに、リレ ブランを使ってその味わいを再現すれば、気分はジェームズ・ボンド。

ベルモットまたはヴェルムトとは、白ワインを主体とし、ニガヨモギなどの香草やスパイスを配合して作られるフレーバードワインである。日本においては酒税法上、「果実酒」ではなく「甘味果実酒」として取り扱われる。主に食前酒として飲まれるほか、カクテルの材料や料理に使われる。

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