キープクリーン

「何かを書こう」

と思って携帯を手に取り、このnoteを開き、ペンのマークを押しては何かを書き、書いては途中で辞める。
そんな事を繰り返しているうちに随分と時間が経った。

こういうSNSの保存機能はある意味思った事や感情のゴミ捨て場として存在するのかもしれない。

「気付かないウチに随分とゴミが溜まったものだ」
と、3月に引っ越しした際に人生最大に断捨離した事を思い出した。

何でもかんでも溜まっていく不要なモノを「ゴミ」と呼ぶとして、油断すると直ぐにゴミは溜まっていく。

着ていない服、ベースケースの奥の錆切ったペンチ、賞味期限が2年前のケチャップ、書かずに保存していた文章。

自分を一つの器だとすると、それらはヘドロのようになって器の下に沈み込んで、気付かないウチに器の容積を圧迫させてしまっている。

不要なモノは気付いたならばゴミ箱へ。そうする事でやっと新しいモノを入れる事が出来る。

さっき保存していた文章たちをこれでもかとまとめて消してみた。
引越しの時の断捨離によく似た気持ちになった。

何か新しいモノは入ってくるかなーと思いつつ、これから半身浴から上がるところ。

家もSNSも自分自身も、キープクリーンで行きたいもんです。

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