「人は変われるんだなぁ」と思った話
多角的な意味で海が好きだ。
シンプルに「綺麗!!」という感動や、到底手が届かない足がつかない恐怖や、地球の自然のありがたさや凄さや、大好物のカニやウニやアジを育んでくれる海。
ちょっくらと今年多分ラストになる海遊びをしてきた。
2ヶ月前にシュノーケリングの世界に招き込んだ泳げない4歳年上の友達は、初めはそこそこな難色を示していたものの「大丈夫大丈夫!!」と言いつつ初めて見る水中の景色に感動していたようだった。
2ヶ月経った今回、友達は前よりも悠々とシュノーケルを楽しんでいた。
その姿が何だか良くて割と潜って彼の写真を撮ったりしては海の中で一人でほくそ笑んでいたもんだ。
そんな事を思い出しながら旅の片付けをしていたリビングでふと思った。
2ヶ月前まで水に対して、泳ぎに対して「恐怖」が大いに勝っていた友達が、2ヶ月後の今回には「また行きたい」となっていた。
こんな「恐怖」を「楽しみ」が追い抜いた時の光景は、5歳の娘と接しているならよく見るけど、自分より4歳年上の人から見られるなんてそれは凄くラッキーな事なのではないか。
「いつからでも人は変われるんだなぁ」と改めて思ったところで、夏の残り香が少しずつ消えていく。
最高じゃないか。
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