力の抜ける怖さ

こわい。

いま 一番 と 言っていいほど恐いのは 子供の “行方不明”です。
交通事故も、恐いけど その数倍恐い…です。

近頃、二歳半の息子2の動きが、機敏過ぎて、ついていけません。
この間も、近くのスーパーで消えました…。

お会計を済まし、荷物を整理。そこまで脚元に居たのに、最後の品を、袋へ入れるあたりに出入り口へ行ってしまい、
“おい、おい”
荷物を持ち直し出て行った方へ向うも、もう居ません。

物影だろうと、植木の裏を見ますが、居ず。
そんな訳ないと、自転車置き場を見ても居ず。
ゴミ箱の裏を見ても居ず。
反対側の出入り口から、また入店したかと 店内へ戻ってみるも、居ず。。。

この一瞬の間に、遠くへ行くことはあるまいと思うのだけど、見ても 見ても 居ないと、焦りがつのります。

まずい… またか…どうして居ないんだろう。

足早に店を出て回りを見渡しながら、名前を呼びますが返答は ありません。

店の前は、見通しの良い大通りなのですが 遠まで見渡しても 姿はありません。

赤と紺のボーダー 赤と紺のボーダー…
着ていた服の柄を唱えながら探します。

隣の店にも入って探すも居なく10分過ぎ
名前を呼ぶ声も大きくなり道行く人も振り向いて、足を止めるほど。

出来れば、道行く人に『 居ないの!探して!』
と、大声で言いたいくらいです。
最近 聞いた、恐い話が頭をよぎります。

“いつも買い物へ行く店で、子供だけで、トイレへ行ったら
帰ってこず、見に行くとトイレ内で変質者に…。”
“道で、バッグに詰められて…。”
“近所の人が監禁…。”“臓器売買、人身売買”
背中に汗が…。

再び店内に戻り、一周。逆回り。お店の方も、一緒に探す体制に。
他のお客様まで、大捜索…。道へ出ると、オシャレなマダムが

『今、ずっと道で見ていたけど、子供は出てこなかったし、
周りにも1人の子供は居なかったわ。』
と、私の様子をみて、周りを見ていてくれたそう。
本当に 皆様 すいません…。何度も店内を探し回りました。

それから数分後、 娘さん連れのお母様に、誘導されながら、 現れた 赤と紺のボーダー男。

あぁ…。膝から、崩れました…。

店の角を、曲がり 裏の方で一人で、うろちょろしていたとの事。
マダムと共に、安堵の声でした。

良かった… 。でも、もう最後にしてほしい。
よくもまあ、あの短時間で 裏の方まで出かけて行ったものです。

最近は “かくれんぼ” がブームで、探されると隠れる。
追いかけると、逃げる”という しょうもなさです。
こちらは、遊んでいるつもりではないので、突然始まる “自主的1人かくれんぼ” に、ついていけません。
私のような、注意散漫な人は冷や冷やです。

ふと、幼児が街で行方不明になったらどのタイミングで、警察へ連絡をしたらいいのか地味に、考えてしまいました。

10分後? 20分後? 1時間? 3時間…
え?暗くなったら?。

と、いうか …だから…もう、これで最後にしてほしいです。
数十分でも行方不明って、、、こわいです。
わたしも、気をつけます。反省です……。

そして、“かくれんぼ” を、始めるときは、まず一声かけてから始めようねと、教えよう……。
そんなこと、教えることだったなんて知らなかった。

育児書にはない、その子にあった生の現場の育児が大切です。

#2012あの頃
#日日雑記
#育児
#迷子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?