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【幸せ砂時計♡③】

武田邦彦先生がおっしゃる「仕事を選ぶ基準」は次の3つである。

A. 恩返し

B. 収入を貰わなくてもいい仕事
仕事そのものに意味や価値がある。これに相当する仕事は、芸術家、音楽家、科学者、医者など、やったことそのものに価値があり、周りから尊敬される仕事。「収入」と言うよりは、やったことに価値が認められて頂く「お布施」のようなもの。

C. 自己実現のため、お金のための仕事

恩返し」の「」の概念は日本のみで、英語や海外の言葉に「」と言う単語が無いとのこと。先生の周りの英語の達者な人たちに聞いてみても、誰もわからなかったそうだ。

では、
A.「恩返し」の仕事とはどう言うことか?

私たちは、毎日食べているお米やお魚、毎日歩いている道路や、利用しているバスや電車など…にお世話になって生きている。

それらは皆、ほかの誰か、例えば田植えをしてくれるお百姓さん、危険な海に漁に出る漁師さん、炎天下や深夜に工事してくれるガテン系の人たち、時間を守って運転しくれる運転手さんの苦労や大変さの上に成り立っている。

その苦労のに対して「恩返し」する仕事と言うことなので、辛ければ辛い仕事程、その分「恩返し」することができて楽になると先生は言う。

辛ければ辛い仕事程、楽になる」と言う視点は今までなかった!

武田邦彦先が大学教授の時のお話で、
就職した卒業生から仕事についてよく相談を受けたそうだ。

就職して2、3年経つと…
「先生、仕事が合いません。」
「自分のやりたい事ができません。」言ってくる。

すると、先生は、

仕事の半分の時間は「恩返し」の仕事なのだから、最初の20年位はそう思って、辛いことでもやってみて、本当にやりたい事はいろいろ経験してその先あるから…そうだなぁ40歳位になってやりたい事が出来る様になればいいよ。」と伝えてあげると、それだけで悩みがおさまる卒業生も多いらしい。

例えば、子どもを産んで「お母さん」になった女性の場合は、「恩返し」の仕事の8割は済んでいるので、後はどんなことをしても良いと先生はおっしゃる。

次の世代を産み、育てるお母さんたちは、世界に対して十分な「恩返し」をしたこととなる。なぜなら、子どもがいなくなったら、100年後に世界は無くなってしまうから。それ程お母さんの仕事は最も価値のある仕事だと。

※この動画好きです!お母さんてすごい!⬆️⬆️

私も、「子育ては宇宙一の仕事」だと思っているので、先生のお考えに深く共感すると同時に、独り身の私は、お母さんとなった友人たちは恩返しが8割終わっていて、後はどんなことをしてもいい立場なのがとても羨ましい。私の「恩返し」の仕事はまだまだ続きそうだ。

そして、この話の続きはまた明日。

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