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【血を抜かれました🩸】

10年振り?いや、20年以上振りの健康診断を受けた。そう、歯医者以外の病院に行くのが、それと同じ。まぁ、こんなに長い間病院のお世話にならずに健康でいられたことは本当に有難い。今回は、職場の関係で必ず受けるように言われて、仕方なく受診となる。

朝食を抜いて、予約の時間の十分前に駅前のクリニックに到着。主に健診を行なっている場所のようで、既に待合室には20人位の人たちが待機していた。受付番号札で呼ばれ、あらかじめ記入してあった問診票を提出して受付終了。本日受ける健診のメニューが書かれた紙を挟んだA4サイズのボートと採尿用の紙コップを渡された後、更衣室では上半分だけ着替える。

更衣室を一歩出ると、今度はロッカーの鍵の番号で呼ばれる。窓口の案内の人たちに促されながら、小さく区切られた部屋を順番に回ってメニューを一つ一つこなしていく。各部屋の入り口では、必ずフルネームと生年月日を確認されて、中へ通される。
受診者はみんな同じ格好をしていて、番号で呼ばれ、まるで塀の中人のようだ。(苦笑)

本日のメインイベントは採血だ。注射針で刺されるのは子ども頃から苦痛だった。採血中はなるべく腕から視線を逸らして氣を紛らす。担当してくれた看護師は小柄な全体的にまるい形の優しそうな方で、こちらの緊張を察してか、ずっと話しかけながら採血してくれた。細長い容器に何本か採るので多少時間がかかる。採血が終わる頃にチラッと視線を戻すと、容器が赤くなっていた。自分の血液を見るのは久しぶりだ。ちゃんと私の中に赤い血が通っていることが確認できた。

一番驚いたのは視力検査だった。お陰様で視力は生まれてからずっと良くて、眼鏡もコンタクトも着けずに生きて来たが、流石に寄る年波には勝てず、エイジンググラス👓(あえて老眼鏡とは言わないのだ)を使っている。しばらく視力を測っていなかったが、いいかげん落ちているだろうなぁと思っていたら、何と、片目はそれぞれ1.2、両目で1.5と出た。「もっと見えてましたね。でもこの機械では1.5までしか測れないので。」と説明があった。近くのピントは甘くなっているが、視力は良くなっていたようだ。驚いた!

血圧も正常、聴力も正常だった。他の結果はまた後日送られて来るだろう。

とりあえず、無事に健診を受けられてホッとした。この年齢まで健康にいられたことは本当にありがたいし、ラッキーだし、元氣に産んでくれた両親に心から感謝だ。

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