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【久しぶりのバイタルダンス♡】

今日は久しぶりにダンスのクラスに参加した。

振り付けの無いダンス、バイタルダンスのファシリテーターのお一人が故郷の福岡に帰ることが決まり、彼女の東京でのクラスが一区切りだと聞いて、これは参加しなくっちゃと外出中に急遽申し込んだので、着替えも何も用意していない状況での参加だった。

生憎のお天氣だが、仕事が終わると直接新宿のスタジオへ向かった。そのスタジオは、かつて私がファシリテーターとして毎週クラスを開催していた場所だ。懐かしい!

彼女とリアルで会うのは久しぶり。とても嬉しそうに可愛らしい笑顔とハグで迎えてくれた。懐かしいメンバーも、初めましての方もいて、いつもより多く集まっているようだ。

一時間半のプログラムで、テーマはに『ホーム 自分の中の実り』だった。彼女が故郷に帰るので「ホーム」と「実りの秋」に因んだテーマだろう。

バイタルダンスは、振り付けの無いダンスだが、唯だ自由に踊るだけではなく、テーマに沿った「ワーク」を音楽に合わせて身体を動かし、自分自身を解放するプロセスとなる。手を繋いだり、身体に優しく触れたり、「ワーク」の内容はさまざまだ。

本日のメインの「ワーク」は三人組で行う親子のワークだった。真ん中に子ども役の人を挟んで、両隣りの父親と母親がサポートする。子ども役の人は軽く目を瞑り、自分の行きたい方向へ自分のペースで歩く。父親と母親は優しく子どもの手を取り、子どもの肩や腰に優しく手を当てて、子どもが行きたいようにサポートする。時に他の家族とぶつかりそうになったり、壁にぶつかりそうになると、触れている手で方向やペースでをそっと修正して安全に進めるようにただ寄り添って見守る役だ。

子どもの役の時、自分はいつも一人で頑張って生きているように錯覚しているが、亡くなった両親が、目には見えないがいつもこうやってサポートしてくれているのだなぁと感じて、ちょっとウルっときてしまった。

母親役の時は、愛おしい我が子をただただ見守る愛が自分の内側から溢れてくるのを感じて、胸が熱くなった。

そして、父親役の時は、周りを広く見渡しながら、自分の手の内にある家族を守ろうする力強いエネルギーが身体の中心から外側へと張り出して、家族を包み込むバリアを張るのを感じた。

それぞれの役割を果たすことで、お互いの立場を理解し、お互いの存在の有り難みを身体全身で感じられる。

こうした身体を使った「ワーク」は、いろいろな体験をすることで、様々な「愛のカタチ」を再体験して、自らを癒し統合できるパワフルさがある。

最後は、「ホーム」を一緒に味わい再体験したみんなの穏やかな笑顔を写真におさめて終わった。

とても素敵なひと時だった。

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