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憲兵と彷徨う日々…続き

憲兵中佐(最終階級)の遺族から陸士同期会本の提供がありアドバイス貰い読んでいる憲兵に関する本、その他とその中で登場する人物(同期生)の戦中〜戦後の足取りも判明した。    本人に関しては憲兵へ転科するまでの所属・昇任時期は公共・民間施設で判明したが憲兵以後の活動については遺族の証言以外、手元に残る写真の証明(どの様な経緯で撮影されたのか!?)はまだ遠いが…同期生の足取りが興味深い  職種は割愛するが「在日米軍・自衛隊・公安」関係に足を進めた者がおり、役職も高級職として就

    • 憲兵に関する検証と彷徨い歩く日々

       憲兵少佐(主な軍歴 津憲兵分隊長→東京憲兵司令部→北支憲兵司令部→東京憲兵司令部付→麹町憲兵分隊長)であった遺族の方から依頼された各写真の検証中なのだが憲兵少佐のメモ書き・日記等がないか?と聞くと……確かに明確な一次資料ではあるが家族が「戦犯」追及等される恐れ(本人は*中国憲兵司令部勤務中、広島にて戦死・当時は中佐に昇任済)から遺棄した。 *「中国地方を第15方面軍司令部が兼ねた中部軍管区司令部の管轄下に入れ、同年6月12日に広島師管区司令部を中国軍管区司令部と改称して第

      • 甘粕正彦(満映理事)と李香蘭

        遺族の方からある写真の調査を頼まれ数年どん詰まり状態であった… その写真は甘粕正彦、李香蘭と遺族の方の憲兵少佐、当時の俳優トップスター数人との記念写真  私の行きつけの店の「常連客」に紹介された本により数々の「キーワード」を発見、関連本を読み漁ると共に記念写真の作品の制作会社、防衛研究所戦史室にあたり…写真に写る軍人(憲兵少佐除く)の詳細は一部のみ判明、最も鍵となったのは制作会社側に残る作品情報(当時のキネマ旬報)であった、そこから李香蘭の軌跡を辿り作品情報の背景を立証

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