多額の借金苦から夜逃げした父子が、小説家として成り上がる!
こんにちは、フリー編集者の元塚Bです。
以前このnoteでもご紹介した作家の矢月秀作氏。
その半生は、父親の事業失敗にともなう多額の借金、夜逃げ、ヤクザに追われる日々……と実に波乱万丈でした。
今回はそんな矢月氏に、作家を志すようになるまでの、若き日々を語ってもらいました。
元公安の父
作家・矢月秀作は1964年、兵庫に生まれます。
当時、矢月一家は警察の官舎で暮らしていました。
父は公安のデカとして危険な任務に就いており、幼い矢月氏は父が家にいた記憶はほとんどなかったと