出版編集の「売れる感覚が狂い始めている」問題
今宵、本の深みへ。編プロのケーハクです。
本が売れなくなってきた……!
もう何十年も言われてきたことです。
とはいえ、「正直、そこそこ売れてたし」などと、こっそり他人事っぽく思っていた編集者も少なからずいたと思います。
重版に恵まれた幸せな編集者たちが……。
実際、出版社所属の編集者の多くは、年間の新刊ノルマ●冊をリリースするわけで、一冊も当たらないということは、あまり見かけたことがありません。まあ、たしかにハズレも多いということで、担当本がヒットしてもあまり吹聴せず、