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転職の思考法~前編~

こんにちは!しゅんです。

中々投稿できずにいてすみません。

今回投稿しようと思ったのは、久々に自分の中で「最高!素晴らしい!!」と思えるような本に出会ったためです。

また、多くの人が抱えている悩みのことでもあると思うため記事を書こうと思いました。

それは何かというと、タイトルからわかってしまうと思いますが、「転職」についてです。

僕自身も早くて今年、遅くて来年には転職をしたいと考えています。(なぜ転職したいのかなどは後日公開したいと思います。)

そして、本格的な転職活動ではありませんが、転職する準備をしている時に出会ったのが、タイトルの一部としても利用させていただいてる北野唯我さん著「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法」です。

今回はこちらの本をもとに転職に対する考え方などをお伝えできたらと思います。

また、これから転職を考えている方や転職していいのだろうか?と悩んでいる方の参考になればと思います。

自分のマーケットバリューを把握する

皆さんが転職するぞ!とか転職しようかなと考えたときに初めにすることって何だと思いますか?

転職エージェントへの登録、会社探し…色々とやることはありますよね。

ですが、一番初めにやることは自分のマーケットバリューを把握することです。

マーケットバリューとはそのまま訳した通り「市場価値」のことで。

本書では市場価値とは今の会社の価値ではなく、世の中から見た転職する人の価値(値段)のことを言います。

それではマーケットバリューがある人ととない人ではどのような違いがあるのかを見ていきます。

まず、皆さんに問題です。

同じ会社に勤めている二人の人がいて、一人は上司を見て働き、もう一方の人はマーケットを見て働いています。

さて、この二人のうち会社がつぶれても生き残れるのはどちらでしょうか?

(これは本書にある文章を簡単にまとめて引用したものになります。)

「うーん、どちらも同じ会社に働いているから、その会社がつぶれたら二人ともダメなんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

正解は、マーケット見て働いている人が生き残れます。

では、なぜ前者(上司を見て働く人)は生き残ることができないのでしょうか?

それは、会社がつぶれたらその上司はいなくなるからです。

上司の顔色を見ながら働いている人はその上司がいるから働けているだけです。

会社がつぶれたらその上司がいなくなり、その人は生き残ることは難しくなります。

また、会社がたとえつぶれなくても、上司の顔色を見て働いてきた人は、上司の言われたことだけをやってきているので、会社を辞めたいと思っても、転職するだけのスキルは身についていません。

なので、マーケットを見て働いてきた人はマーケットバリューが付き、明日今の会社がつぶれても、次に行けるわけです。

では、このマーケットバリューは次の3つで決まります。

・技術資産
・人的資産
・業界の生産性

次からは、この3つのマーケットバリューについてみていきます。

その1:技術資産

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その1は技術資産です。

技術資産を持っている人は本書では、「どんな会社からも必要とされる、高き技術力を持った人間」と記載されています。

つまり、どこの会社に行っても通用するような技術やノウハウを持っている人のことです。

例えば、僕が勤めているIT業界であれば、どこのIT系の会社でも欲しがるようなプログラミングスキルやアプリ開発ノウハウを持っているなどです。

そして、この技術資産はどのようにしてできるのかというと、「専門性」と「経験」を積むことによってできます。

つまり、どれだけ自分はその技術に対して専門家であり、どれくらいその技術を利用してきたかの経験が必要になってきます。(例えば、みんなが知っているアプリの開発を主導した経験など)

では、専門性と経験どちらをたくさん積むべきだと思いますか?

正解は20代は専門性、30代は経験を積むべきであると紹介されています。

なぜ、こうなると思いますか?

それは、どれだけ経験を積みたいと思っても、その携わる分野に関する知識やノウハウ(つまりここでいう専門性)を持っていないと、信頼して任してもらえないからです。

よく考えれば当たり前の話です。

例えば、皆さんが病院に行ったときに、診てもらう先生に専門的な知識があまりなく、あいまいなことを言われると不安になりますよね。

これと同じで、若いうちはとにかく専門性を磨くべきだと僕も考えています。

そして、身に着けた専門性を武器に経験を積み上げていく、これが一番技術資産を身に着ける方法だと思います。

また、僕も転職について調べていると、若い時に転職する場合は、やはりある程度のスキルは要求してくる会社が多いので、その点も踏まえると専門性を20代では磨くことがいいのかなと思います。

今回紹介した書籍


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