絵のスタイルについて
プラスチックエンジェルの連載をきっかけに自分の絵を変えました。
簡単に言うと、なるべくシンプルに、明快な色使いと明るいキャラクターを心がけて描いています。以前の自分の絵と比べれば「さらっとした軽い絵」と言ってもいいかもしれません。
それまで描いたことのないモチーフに挑戦したり、実験したり、失敗も多いけど、そろそろ、これが今の自分のスタイルです、と言ってもいいかな、という気分になっています。
このスタイルの絵をSNSでアップしていることもあって、今ではこちらが「山下しゅんやの絵」と認識してくれている人も増えました。やはり新しいことはしつこく続けないとダメなんだな〜と実感しています。一枚や二枚描いて、これが新しい絵だよ、と言い張っても何も変わらないんですよね（当たり前か）。
最近、新規の依頼の場合、以前の絵柄と新しい絵柄どちらを選択するべきか迷うようになって、迷える自分が嬉しいです。
さらっとした軽い絵とか、シンプルな絵ほど、描くのは大変ですが、そういうタイプの絵が自分に合っているというのは、SNSにアップし続けることで気づきました。気づけて良かったです。
自分らしさって能動的に見つけるものなんですね。
自分を変える方法は「引越し」と「結婚」と「転職」の三つだといわれているらしいですが、ちょっと大げさだけど、絵描きの場合、絵を変えるというのも加えていいかもしれませんね。
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