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【お酒】 アルコール初心者におすすめのリキュール&カクテル8選

こんにちは、and Cの西田です。

元々BARで7年間勤務し、それから独立して今はノンアルコールカクテルをメインに扱ったカフェをしています。

BARや少しお洒落な飲み屋に入ると、何を注文していいのか分からない人も多くいるのではないでしょうか。

今日は、まだお酒の飲み始めだったり、これから徐々にお酒に慣れていきたい人が美味しく飲めるリキュールとそれを使用したカクテルについて、紹介していきたいと思います。

リキュールやカクテルの歴史などは省いてるので、気になる方は別で調べてみて下さい。

特にランキングとかではなく、独断で8選として取り上げてます。

では、早速いきましょう!


1. Mistia & Soda

-ミスティアソーダ-

「カクテル界のお嬢様」


ミスティアは、フランスのマスカットリキュールです。

マスカットリキュール他に類を見ず、マスカットリキュールといえばミスティアともいえます。

他にライバルマスカットリキュールがないのは、多分それだけミスティアの完成度が高いからではないでしょうか。

リキュールのソーダ割のお酒はたくさんあるのですが、ソーダ割はシンプルだからこそ、ごまかしが効かないので、どことなく低俗な味がするものが多いんですが、ミスティアソーダに至っては喉越しすっきり、マスカットの華やかな香りがとても気品を醸し出してます。

まるで私立の女子高出身のお嬢さんのようなイメージです。

ロックで飲むのも推奨されてるくらい、原料にこだわってるのが味からも伝わるリキュールです。

「甘すぎるのが苦手だけど、そんなにお酒も強くない。」という人にはおすすめです。

【ミスティアソーダの作り方】

・ミスティア60ml
・ソーダ適量(60ml)

2.Bailyes & Milk

-ベイリーズミルク-

「カルーア?世界ではベイリーズ」


ミルクを使ったカクテルの代表格は、カルーアミルクがすぐに思い付くのではないでしょうか。

確かにカルーアミルクも美味しくて個人的にも好きなんですが、それよりもベイリーズミルクを推してみたい。

ベイリーズはアイルランドで生まれたクリームリキュールの傑作と言われているリキュールです。

一般的に日本ではカルーア程の人気や知名度があるとはいえませんが、実は世界で1番売れてるリキュールです。

飲み方はアイスコーヒーや紅茶で割るというのもあるのですが、ミルク割のカクテルとしてカルーアミルクの上位互換としておすすめします。

どちらが上位とかはないのですが、日本においては、なぜか若干小馬鹿にされるのを恐れてカルーアミルクを頼みづらいという経験もあるのではないでしょうか。

ベイリーズだとそんな事は考えずに、ただ美味しくて甘いカクテルでその場を楽しむことができると思います。

甘いミルクカクテルが好きな方は、是非ベイリーズをミルク割で飲んでみて頂ければと思います。

そこにチョコレートシロップなんかも垂らしても尚、美味しいです。

【ベイリーズミルクの作り方】

・ベイリーズ45ml
・牛乳適量(90ml)
甘さは個々で調整して下さい。

3. Amaretto & Ginger Ale

-アマレットジンジャー-

「初体験かもしれない」


アマレットはイタリア生まれのリキュールで、おもな原料は、杏仁(杏(アンズ)の硬い種のさらに中にある白い核)から作られてます。

簡単に言うと、杏仁豆腐の味です。

とても優秀なリキュールでミルク割、コーラ割、ジンジャーエール割、あとはウイスキーなどとも割ったり出来て、バリエーション豊かで1本持っていても困らないリキュールの1つです。

中でもアマレットの甘さに、ピリッとする後味が調和するジンジャーエール割がバランスが良くてお勧めです。

ジンジャー割といえば、ウォッカを割ったモスコミュールが定番ですね。

モスコミュールがストレートだとするならば、アマレットジンジャーはまるで柔らかいニュアンスパーマって感じです。(度数といい、味といい)

特に初めて飲んだ時は、思ったよりも杏仁が香るので初めてパーマをかけた後のシャンプー後くらい驚きます。

ちなみに、色んな種類のアマレットリキュールがありますが、ディサローノアマレットが定番でおすすめです。安いのはそれなりに美味しくないです。

【アマレットジンジャーの作り方】

・アマレット30ml
・ジンジャーエール適量(90ml)
・レモン

4. Southern Comfort & Tonic

-サザンカンフォートトニック-

「アメリカの青春がいま始まる」


サザンカンフォート(Southern Comfort)とは、通称SOCO-ソコ-(頭文字を取って)とも呼ばれていて、アメリカのニューオーリンズのバーテンダーが発明した幾種ものフルーツとハーブを組み合わせたリキュールです。

ケンタッキーのチキンの粉みたいに、具体的に何が入ってるとかは明らかにされてないのですが、当時の先輩上司には「ピーチが強め」と教えられ信じています。

ちなみにベースはウイスキーらしいのですが、全くそれは感じさせず、非常に飲みやすいです。

一言で言うと、アメリカの若者が好きそうな味です。飲んでみたら分かると思いますが、アメリカの若者のお酒はサザンカンフォートから始まってるに違いないです。

飲み方はコーラ、ジンジャー、クランベリージュースなど多岐に渡るのですが、トニック割はいかがでしょうか。

というのも、トニックウォーターってカクテルでしかあまり飲む機会がなくて、トニックそれ自体が非日常ではあると思うのです。

中でも王道はジントニックです。

とはいえ、ジンは蒸留酒(スピリッツ)で40度くらい度数があるので、お酒初心者&アルコールに自信のない方は、このサザンカンフォートのトニック割を手始めに飲んでみるのは良いと思います。

飲みやすくて美味しくて、女性にもおすすめです。

【サザンカンフォートトニックの作り方】

・サザンカンフォート30ml
・トニックウォーター適量(120ml)
・ライム

5. Stones & Back

-ストーンズバック-

「行き着く先は究極のジンジャーエール」


ストーンズバックとは、ストーンズジンジャーワインリキュールのジンジャーエール割です。

こちらのリキュールは、ロンドンで誕生し、生姜の根を粉末にしたものを乾燥させて白ワインに浸し、オーク樽で熟成させたリキュールです。

古くからイギリスの若者に愛されてきたリキュールとも言え、ロンドンの紋章がボトルに描かれててボトル自体もカッコいいです。

飲み方なんですが、ジンジャーエ―ル割で飲んでみて下さい。

ジンジャーリキュールのジンジャーエール割なので、つまりはお酒感の少しある、美味しいジンジャーエールです。

リキュール自体が美味しいので 普通にジンジャーエールを飲むよりも個人的には好きです。

居酒屋に置いてあるお店は少ないですが、BARなどに行った際には「ストーンズバック」と手始めに頼んでみるのもいいと思います。

小慣れ感もあり、アルコール度数も強くないので、初心者には特におすすめです。

【ストーンズジンジャーの作り方】

・ストーンズジンジャーワイン30ml
・ジンジャーエール適量(120ml)
・レモン

6. Malibu Coke & Malibu Pine

-マリブコーク-&-マリブパイン-

「ボードゲームで言うならオセロ」


このボトルを見た事ない人はいないのではないでしょうか。

大定番ではありますが、マリブとはラムをベースとしたココナッツリキュールです。

長らくサーファーに愛されてきたリキュールとも言われ、定番はコーラ割のマリブコーラです。

コーラに割られる為に生まれてきたといっても過言ではありません。

なので、これを買うときはコーラも一緒に買って下さい。

個人的に【良いカクテルと思う条件】として、割材単体で飲むより美味しくなる。があるのですが、マリブコークもマリブパイン、どちらもコーラ、パインジュース単体で飲むよりも、ラムとココナッツ相まって美味しくなります。

まだカクテルを飲んだことない人は、特にココナッツに苦手意識さえなければ、カクテルの初手としては申し分ないです。

ボードゲームの始まりがオセロなら、カクテルの始まりはマリブです。

【マリブコークの作り方】

・マリブ30ml
・コーラ適量(120ml)
・レモン

7. Morgan Coke

-モルガンコーク-

「マリブコークの卒業後」

お酒にも慣れてきたし、マリブコークにも少し飽きてきた。

そんな方には、マリブコークの上位互換のコーラ割カクテル「モルガンコーク」はいかがでしょうか。

モルガンコークとは、キャプテンモルガン スパイストラムというラムをコーラで割ったカクテルです。

リキュールではなくてラムにはなるのですが、ラムにバニラスパイスとアプリコット、いちじく等の天然フレーバーを加えていて、ラムよりも度数は優しくなっています。

何よりの特徴は、バニラフレーバーが強めに効いていて、キャップを開けて匂いを嗅ぐだけでバニラが香り、味もラム単体と比べれば甘さが強く出ていて、リキュールと呼んでも過言ではないです。

昔、バニラコーラが一時的に発売されたり、コーラにバニラアイスを乗せたコーラーフロートという商品があったりと、バニラとコーラは非常に相性が良いのです。

なかなか一般的な居酒屋には置いてることは少ないですが、BARに行くなり、家で買ってみたり等、お試ししてみはどうだろうか。

【モルガンコークの作り方】

・キャプテンモルガン30ml
・コーラ適量(120ml)
・レモン


8. Dita & Grapefruits

-ディタグレープフルーツ-

「小慣れ感、抜け感No.1」

カクテルって炭酸割が非常に多いんです。

でもお客さんの中に、炭酸が苦手っていう方が多いのも事実。そんな人にお勧めなのがこのディタグレープフルーツです。

ディタとは、フランスのライチリキュールです。

こと、ライチリキュールに至ってはたくさんの種類がありますが、ローランドの「俺か俺以外か」の名言のように「ディタかディタ以外か」くらい香りや味が違います。

なので、ライチグレープフルーツではなく、ディタグレープフルーツというのが1つのポイント、つまり小慣れ感が生じます。

ここからは少し独断になります。 

まず、ライチとグレープフルーツという組み合わせがいいですよね。

グレープフルーツと合わせて美味しいリキュールは割と限られていて、特有の苦味がミルクやオレンジジュースでは生まれ得ない、カクテル感も生みます。

似たもので、ディタにグレープフルーツ、ブルーキュラソー、トニックウォーターを加えたチャイナブルーというカクテルがあるのですが、見た目が青いので、個人的にはシンプルなグレープフルーツ割の方が抜け感があって好きです。

つまり、何が言いたいかというと、ディタグレープフルーツを頼む女性は素敵だと思います。

味も飲みやすくて、美味しいですよ。

【ディタグレープフルーツの作り方】

・ディタ25ml
・グレープフルーツ適量(120ml)


最後に

いかがだったでしょうか。

とりあえず8選にしましたが、カクテルの数は無限です。

まだまだ知りたいとか、面白かったとか、参考になったと思ったら、グッドボタンを押してくれたら幸いです。

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