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複数のコミュニティを持つ大切さ

僕が最初は意識的に今は無意識に様々なコミュニティーに所属するようにしています。
所属という言い方はしっくりこないので、持つと言った方が適切かもしれません。
皆さんはどのくらいの数のコミュニティーに所属していますか?

子どもこそコミュニティーをたくさん持つべき理由

子ども時代は家庭と学校の2つのみということがほとんどです。
習い事などをしていても近所で習うことが多いので、結局学校の延長線上でしかなく、これは同じコミュニティーのようなものです。
つまり、家庭と学校が彼らの”世界”なわけです。
ただ、子どもこそもっとたくさんのコミュニティーを持つべきだし、大人はいろんなコミュニティーに所属する手助けをするべきです。
子どもが多くのコミュニティーを持つべき理由は大きく2つあります。
まず一つ目は彼らの未来の可能性を広げるためです。
普通に学校の通っているだけだと同じような価値観・家庭環境、考え方の人が多くなりがちなので、もっと違う環境でいろんな人に出会うことが大切です。特に学校で接するのは同い年だらけ。
大学生になり都会の大学に入ると全国から人が集まるため、そこで少し世界は広がりますが、それでもまだまだ狭いと思います。
僕は幸いなことに小さい頃から家にホームステイしている外国人がいたり、週末はいろんなイベントやキャンプ、農場体験などに参加させてもらいました。
その度に学校外にたくさんの友達や知り合いができました。
僕が起業したのもこういう環境で育ったのも大きいと思います。

もう一つは逃げ場をつくるためです。
先ほども言った通り、子どもにとって家庭や学校が”世界”です。
そうなると学校でいじめにあった時や学校が合わなかった時に逃げ場がなくなります。
起きている時間の半分は学校なので、学校で問題があると絶望的な気持ちになるわけです。
ただ、この時に外にコミュニティー(居場所)があれば、違う世界で生きることができますし、心に余裕ができます。
そういうわけで、僕は特に子どもは様々なコミュニティーを持つことが重要だと考えています。

子どもたちに伝えたいこと

僕はよく小中高大に呼んでいただき授業を行いますが、一番伝えたいことは世界は広いということです。
今いる場所が自分に合わなくても問題はなくて、世界には様々な場があるということです。どこかに自分に合う場所は必ずあります(もちろん本人の努力も必要ですが)。
僕のような留学経験者にとっては当たり前のような話ですが、子どもの時はなかなか気づきません。
なので、周りの大人がそういうことをしっかりと伝えていく必要があります。

大人も複数コミュニティーが持つべき理由

今日は子どもメインに語りましたが、大人もたくさんのコミュニティーを持つことが重要です。
よく会社を辞めたくても辞められない人がいたり、関わりたく無い人と関わり続ける人がいますが、いろんなコミュニティーを持つことで思い切った決断ができるようになります。
また、社会人になると学校から会社がメインのコミュニティーになるわけですが、活躍している人を見ると彼らは必ずといっていいほど、積極的に会社の外にコミュニティーを持っています。
勉強会に出たり、趣味で仲間を作ってるんですね。
僕がいろんな挑戦ができるのもいろんなコミュニティーを持っているからだと思います。
上手い例ではありませんが、仮に日本人全員に嫌われたとしても世界中に友達がいるので、その時はすぐに海外に引っ越すこともできます。
いろんなコミュニティーを持っているからどこにも依存しなくていいんですね。
いろんなコミュニティーを持っていることは仕事もプライベートにとっても良いことです。
そういうわけで、子どもも大人もぜひ積極的に外に出て一つのコミュニティーではなく、様々なコミュニティーを持つように行動していってみてください。


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