しゅんたさん|📕良書の紹介・要約

原理原則、本質を捉えた「良書」は多くない。 ベストセラーでも、「良書」だと思って読んだら「よくあるhow-to本」だった、ということはよくある。 本は大切に選んでほしい。 このnoteでは、少ない人生経験ながら本質を捉えた「良書」を紹介します。

しゅんたさん|📕良書の紹介・要約

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5冊目は楠木建さんの著書「逆タイムマシン経営論」を紹介します。 「タイムマシン経営」とは、海外で成功したビジネスモデルを持ち込む経営手法。 本書はその「逆」を提唱しています。 「ストーリーとしての競争戦略」が好きな方は、ぜひ本書も読んでみてください。非常に読みやすいです。 ■本書のまとめ 成功事例には「特有の文脈」が存在する 文脈を無視して手法だけ真似ると「罠」にはまる 「飛び道具トラップ」「激動期トラップ」「遠近歪曲トラップ」がある 成功事例には「特有の文脈

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      今回は本ではなく、読書用に購入したiPad miniを紹介していきます。 「iPad mini」で読書、Notionにメモをまとめているのですが、 この方法、かなりおすすめです。 「iPad mini」を使った読書術読書をするなら「iPad mini」が超おすすめです。 よくKindleペーパーホワイトと比較されます(私も最後まで迷いました)が、断然「iPad mini」派。 その理由、活用術を紹介していきます。 Kindleとメモ帳を同時に開く これが最大のメリッ

      • 要約「銃・病原菌・鉄(上/下巻)」ジャレド・ダイアモンド|すべての人は「環境」に適応する

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          3冊目は、原研哉さんの「デザインのデザイン」を紹介します。 原研哉さんは、無印良品つながりでご存じの方もいるかもしれませんし、少し前だと長野オリンピックでご存じの方もいるかもしれません。 デザイナーだけでなく、マーケティング・企画に携わっている方に読んでいただきたい一冊です。 本書のまとめ デザインとは「技能ではなく物事の本質を掴む感性と洞察力」 デザインは生きた時間の堆積から生まれる。本質は観察と共感にある 新技術・製品やコミュニケーションが登場するたび、デザイ

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          2冊目は少しニッチ?な「人を選ぶ技術」を紹介します。 まずはじめに、本書は「人を選ぶための本」より、「相手/自分の可能性を見出すための本」と言った方がふさわしいです。 採用担当者だけでなく、部下や後輩がいる方、就活生や若手など自分の可能性を見出したい方に、読んでいただきたい一冊です。 さっそく本書のまとめを紹介していきます。 ■本書のまとめ 人は「できる人×いい人」で分解する できる人かは、「スキル〜ポテンシャルまで」の4つの階層で捉える 誰にでも悪い一面があり

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          要約「暇と退屈の倫理学」国分功一郎|「暇と退屈」との向き合い方

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