内山竣太/Shunta Uchiyama

lit.link/shuntauchiyama 北海道出身26歳。大学卒業後2年間日…

内山竣太/Shunta Uchiyama

lit.link/shuntauchiyama 北海道出身26歳。大学卒業後2年間日本でサッカー。2022年プロ契約を目指し渡欧。2023年🇫🇮でプロ契約。2024年🇫🇮2部リーグ

最近の記事

フィンランド人の幸せの形

先日国際連合から発表された世界幸福度ランキングでフィンランドは7年連続1位となりました(日本は51位)。 フィンランド以外の北欧の国々も上位に位置しています。 税金は世界トップレベルに高く、北海道よりも高緯度に位置している過酷な自然環境にも関わらず、なぜ国民は幸福と感じているのか。 丸2年と数ヶ月フィンランドで過ごしてみて感じた幸せの理由を自分なりに考えて見たいと思います。 フィンランド人の幸せの形について いくつか思い当たる節がありますが、今回は 「心の豊かさ」に焦

    • 2024年契約内容

      こんにちは。 1週間ほど前のnoteが今年初めてだったこともあり、ここから投稿頻度を上げていこうと心に誓っている内山です。 フィンランドではようやく春が訪れたと思ったら、たった一夜の大雪によりまた雪景色に戻りました。それでも日照時間が日に日に長くなり、ようやくフィンランド人達の気分も晴れ晴れとしてきています。 今回は去年も更新した契約内容の詳細についてお伝えしたいと思います。 ↑ こちらが去年の記事になるのでよかったらご覧ください 日本では給料の話しをするのはグレー

      • 2024年シーズンも頑張ります

        3月の終わり、北欧のフィンランドでも雪解けが進み、外でサッカーができるようになってきたこの時期に今年初めてのnoteです。 幼少期から続けてきたサッカーも気づけば20年以上になります。幼少期からの振り返りを物凄く簡単にしてから、今年も沢山の人のサポートのもと、サッカーできることは当たり前じゃないぞ。というのを忘れないために文章を書きました。 幼少期〜現在の超簡単な振り返り 私を含めた内山家の子供達は幼少期から当たり前のようにサッカーをしていました。父がサッカーを本格的に

        • Ykkosliiga昇格とオフシーズン

          先日リリースにあった通り、来シーズンもPK-35でプレーすることが既に決まっています。 2023年シーズン、36チームあるフィンランド3部リーグの中で優勝することができ、来季から新設されるフィンランド2部リーグ(Ykkosliiga)へチームと共に昇格が決まりました。 Ykkosliigaは10チーム所属の3回戦総当たり  9×3=27試合 フィンランドでは3部はプロとアマチュアの混合 2部以上がプロリーグ 2022年から3部リーグで戦い2年。 初年度は無給で仕事をし

        フィンランド人の幸せの形

          サッカー選手達の引退

          毎年のように訪れるこの時期。 クリスマスや正月ムードが高まる中で、サッカー界では寂しいニュースをたくさん目にします。 それは引退する選手達のニュースです。 SNSを通じて、Jリーガーはもちろん、その下のJFL、地域リーグの様々な年齢の選手たちが第一線から退く決断をしています。 この瞬間まで全力でサッカーに向き合い、決して簡単ではない引退という決断した彼らを心の底からリスペクトをしています。 Jリーグの選手であれば、1年だろうが僕がなれなかったJリーガーになれたことが

          サッカー選手達の引退

          新しい感情の話

          こんにちは。久しぶりのnoteです。 9月末のフィンランドは短い夏が少し前に終わり、雨の日が増えてきました。半袖では肌寒く、冬用グッズを準備する人もぼちぼち出てきます。 本格的な冬シーズンの前に雨季に入るので、今はその時期へ片足入るか入らないかのモヤモヤした空模様が多くなっています。 そんなフィンランド事情はこの程度にして 今回は最近自分の心の中に生まれてきている新たな感情について文字にしてみようと思います。 正直、この気持ちを文字にするのは初めてで、側から見ると一見

          北欧2度目の夏

          早いものでフィンランド生活も1年半ほどが経過しました。身の回りの環境も苦労が多かった去年とは大きく変わり、少しばかりか心に余裕を持てる生活になっています。 季節も寒く暗い冬から打って変わり、ここ最近は半袖短パンで日中過ごすことができます。 ちょうどこれを書いてる時期は夏の大型連休に入っています。多くのフィンランド人が家族、友人と海外旅行に行ったり、サマーコテージで過ごします。 基本的にシャイでおとなしいと言われているフィンランド人も、夏は1年分の体力を使い果たすくらい賑

          遅めの新シーズン幕開け

          2023年が始まり早くも5か月が過ぎようとしています。 あと1か月もすると今年も折り返し地点です。 フィンランドでも長い長い冬を超え、私をはじめ皆が待ち望んでいた夏が来ています。 そんな中、ようやく私にとっての2023年シーズンが5月半ばに始まりました。 2月にチームに加入してから、シーズン前の練習試合には数試合出場していましたが、2か月半程原因がはっきりしない怪我に悩まされ、プレーすることができていませんでした。 今もその怪我が治ったわけではなく、出来る限りのケアを

          遅めの新シーズン幕開け

          2年が経ちました

          数日前にnoteの通知にて、noteを始めてから2周年が経ったとの知らせが届きました。 どのようなきっかけでnoteを始め、当初の目的はなんだったのか再確認しようと思い久しぶりに自分の初投稿の記事を読みました。 (よかったら皆さんもご覧ください) 今回はそんな初投稿時の初心を振り返りながら、 今純粋に思ってる気持ちを文章にしようと思います。 noteを始めたきっかけ 2020シーズン、大学卒業後に当時広島県社会人1部リーグ所属の福山シティFCでプレーしていました。

          2年が経ちました

          Stay positive

          2月からチームと契約して早くも2ヶ月半が経ち開幕まで2週間を切りました。時が経つのは早いなと改めて実感しています。 その間ほとんど毎週のようにトレーニングマッチが組まれ、チームとしては格上のクラブにも良い戦いができています。 そんな中、私は怪我の影響もあり3試合のみの出場に留まっており、満足にトレーニングすらできていない状況が続いています。 何気ない怪我から始まり、すぐに復帰できるだろうと思っていました。 正直この期間がこんなにも長くなるなんて予想もしていませんでした。

          無事退院

          タイトルにもある通り、なんらかのウイルス?バクテリア?に感染し、抗生物質の点滴治療のため念のため数日間入院していました。 現在は退院し自宅で錠剤での抗生物質治療、段階的にサッカーへの復帰を目指しています。 感染経路は明確には不明ですが、可能性としては 傷口からの感染とシンプルに皮膚からの感染が考えられています。 もともと怪我していた左膝がこのウイルスに感染し 通常では考えられないくらいパンパンに腫れ上がりました。 その影響で日常生活にも支障が出てきたので、受診した結果

          亀のような成長速度ですが…

          大前提として僕の英語力はまだまだです。 TOEICなどのテストで点数を測ったことはありません。 そんな僕でも昨年から英語に触れ続けたことで 多少なりとも成長を実感できています。 去年1年間は、全くの英語力0の状態から 毎朝英語で日記をつけ様々なアプリを使って勉強してきました。 無料トライアル期間で使いまくって、その期間が切れる直前に解約するといったことを繰り返してきました。 あとは、日本人の英語系YouTuberの動画を見たり チームメートに話しかけたりちょっかいを出し

          亀のような成長速度ですが…

          自己管理の大切さ

          今回は自分の怪我などの身体の管理について 自分の感覚を大事にした方が良いかも知れないと感じたエピソードを共有したいと思います。 時を1ヶ月ほど遡り 2/11の試合中に相手との接触により膝を地面に強打しました。いつも通りの打撲だろうと思っていましたが、数日経ってもなかなか痛みと腫れ、違和感が取れなかったので病院へ受診しMRIを取りました。 結果的には大きな問題はありませんでした。 多少の骨挫傷のみと言われました。 自分でその部位を押した時の痛み(圧痛)が少しならプレーして

          自己管理の大切さ

          常に責任の矢印は自分

          今回は完全に私の主観、視点からサッカー選手として、人として自分が1番大事だと思っていることを皆さんにシェアします。 なぜこのトピックを選んだかと言うと、 自分が理想だと思うサッカー選手像、人としてのあり方を今一度文字に起こし、再確認し、それに少しでも近づきたいと思ったからです。 また、過去の自分の過ちを忘れないよう書き記すことで、同じような過ちを繰り返さないためです。 そうすることで、自分の慢心を防ぎ、プロになっても地に足をつけ自分を見失わずに歩んで行くことができます。

          常に責任の矢印は自分

          海外プロサッカー選手の待遇面

          今回は、25歳にしてようやくプロサッカー選手となった私の待遇面についてかなり詳しくお話ししたいと思います。 まず国とカテゴリーに関して、ご存知の方も多いと思いますが、フィンランド3部リーグです。 フィンランドでは2部以上が世間一般的にプロリーグと言われるので、その下の3部はプロ、アマチュア混合のリーグになります。 サッカー市場の大きさはと言うと、ドイツ、イングランド、スペインなどのサッカー大国と比べるとかなり小さいです。またEU外の外国人の移籍には多額のお金がかかります

          海外プロサッカー選手の待遇面

          ご報告

          まずは、2023年が始まり既に1ヶ月以上経ちましたが、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします🤲 そして3ヶ月ほどnoteを書けずに申し訳ありません。 というのも、慣れない仕事が始まったり、トライアウト、年末年始の帰省などのイベントがあり、書けませんでした。(すべて言い訳に過ぎませんが…) 今年は去年よりも頻度を上げて更新しようと思うので、見ていただけると嬉しいです。 さて、タイトルにもある通り今回のご報告ですが この度、フィンランド3部リー