内山竣太/Shunta Uchiyama

1997 / 北海道 / フィンランド在住 / 日本で打ち負かされたサッカー選手 / …

内山竣太/Shunta Uchiyama

1997 / 北海道 / フィンランド在住 / 日本で打ち負かされたサッカー選手 / フィンランド2部

最近の記事

小怪我

この度右膝の外側半月板をちょびっと損傷しました。 ちょびっとと表現したのは、去年までプロスポーツチームに長年帯同していたドクターが今の時点で手術は必要なく、数週間でプレーできるほどに回復するだろうとの診断をくれたためです。 ここ2ヶ月間ほどずっとテーピングをしないとサッカーが出来ない状況が続いていました。 それでもサッカー選手は皆大なり小なり怪我を抱えながらのプレーで、ましてはフィンランド2部リーグの自分が簡単に休んでいてはダメだと思いなんとか踏ん張ってきました。 し

    • 今シーズンも佳境に

      8月が終わり今日から9月になりました。 日本ではまだまだ暑さが続く時期ですが、北欧フィンランドでは半袖短パンでは肌寒く感じる日も増え、早くも短かい夏の終わりをひしひしと感じます。 そんな中、僕が所属するフィンランド2部リーグ Ykkosliiga も佳境を迎え、全27試合中22試合を消化し、残り5試合となりました。 3部から昇格1年目のチームはここまで6勝7分9敗の10チーム中7位に位置し、上位4チームとはかなり差がありますが、5位フィニッシュも狙える位置にいます。

      • フィンランドの夏休み

        2年半前の2022年1月にフィンランドへ初めて来て、年に一度帰国することはありながらもなんだかんだフィンランド3年目の夏を迎えています。  たくさんの人に支えてもらいながらありがたいことに、年々フィンランドらしい夏の過ごし方のバージョンアップに成功しています。 今回はそんなフィンランドの夏の過ごし方について皆さんにシェア出来たらなと思います。 フィンランドの夏の特徴 皆さんもご存知の通り、フィンランドはスウェーデンやノルウェーと同じく北欧に位置しています。 そのため

        • 心の栄養

          今回はここ最近僕が大事にしてる言葉「心の栄養」について話します。 大前提、僕は先日サッカーキャリアを引退をした長谷部誠選手、野球の超ビッグプレイヤー大谷翔平選手のような一流プレイヤーではありません。 なので僕のこれから話すこと、普段行ってることは一流からは程遠いことなのは重々承知しています。 むしろ一流からは遠ざかる行動です。 しかし、それを踏まえても自分の中ではとても大事なことなので、興味を持ってくれた方は是非試してみてください。 ではここからが本題です。 心の

          新監督初陣

          以前上記の記事で書いた通り、成績不振により去年から共に戦ってきた監督が解任になり新監督と共にチームはリスタートをしました。 短い準備期間の中、何よりも結果が求められたリーグ戦に向けては、技術の向上や何か新しいことに取り組むというよりは、チームとして共通認識を持つことや今までチームとして決定的に欠けていた皆が当たり前の様にハードワークするという部分に焦点を当てトレーニングが行われました。 迎えた6/11のリーグ戦では、新監督が以前在籍してたチームで出場停止処分を喰らってたこ

          突然の監督解任

          先日リーグ戦第10節終了後に突然所属チームの監督解任が発表されました。 全27節+αで構成されるフィンランド2部リーグで ここまで2勝4分4敗、10チーム中7位という中での突然の解任でした。 去年前監督と共に36チームで構成されたフィンランド3部リーグを優勝し、契約更新もスムーズに行い、今年もここまで信頼してチームで唯一全試合スタメンで起用してもらっていたので、正直申し訳なく寂しい気持ちもあります。 短い間でしたが一緒に戦えて良かったと僕は心から思います。ありがとうござ

          フィンランド人の幸せの形

          先日国際連合から発表された世界幸福度ランキングでフィンランドは7年連続1位となりました(日本は51位)。 フィンランド以外の北欧の国々も上位に位置しています。 税金は世界トップレベルに高く、北海道よりも高緯度に位置している過酷な自然環境にも関わらず、なぜ国民は幸福と感じているのか。 丸2年と数ヶ月フィンランドで過ごしてみて感じた幸せの理由を自分なりに考えて見たいと思います。 フィンランド人の幸せの形について いくつか思い当たる節がありますが、今回は 「心の豊かさ」に焦

          フィンランド人の幸せの形

          2024年契約内容

          こんにちは。 1週間ほど前のnoteが今年初めてだったこともあり、ここから投稿頻度を上げていこうと心に誓っている内山です。 フィンランドではようやく春が訪れたと思ったら、たった一夜の大雪によりまた雪景色に戻りました。それでも日照時間が日に日に長くなり、ようやくフィンランド人達の気分も晴れ晴れとしてきています。 今回は去年も更新した契約内容の詳細についてお伝えしたいと思います。 ↑ こちらが去年の記事になるのでよかったらご覧ください 日本では給料の話しをするのはグレー

          2024年シーズンも頑張ります

          3月の終わり、北欧のフィンランドでも雪解けが進み、外でサッカーができるようになってきたこの時期に今年初めてのnoteです。 幼少期から続けてきたサッカーも気づけば20年以上になります。幼少期からの振り返りを物凄く簡単にしてから、今年も沢山の人のサポートのもと、サッカーできることは当たり前じゃないぞ。というのを忘れないために文章を書きました。 幼少期〜現在の超簡単な振り返り 私を含めた内山家の子供達は幼少期から当たり前のようにサッカーをしていました。父がサッカーを本格的に

          2024年シーズンも頑張ります

          Ykkosliiga昇格とオフシーズン

          先日リリースにあった通り、来シーズンもPK-35でプレーすることが既に決まっています。 2023年シーズン、36チームあるフィンランド3部リーグの中で優勝することができ、来季から新設されるフィンランド2部リーグ(Ykkosliiga)へチームと共に昇格が決まりました。 Ykkosliigaは10チーム所属の3回戦総当たり  9×3=27試合 フィンランドでは3部はプロとアマチュアの混合 2部以上がプロリーグ 2022年から3部リーグで戦い2年。 初年度は無給で仕事をし

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          サッカー選手達の引退

          毎年のように訪れるこの時期。 クリスマスや正月ムードが高まる中で、サッカー界では寂しいニュースをたくさん目にします。 それは引退する選手達のニュースです。 SNSを通じて、Jリーガーはもちろん、その下のJFL、地域リーグの様々な年齢の選手たちが第一線から退く決断をしています。 この瞬間まで全力でサッカーに向き合い、決して簡単ではない引退という決断した彼らを心の底からリスペクトをしています。 Jリーグの選手であれば、1年だろうが僕がなれなかったJリーガーになれたことが

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          新しい感情の話

          こんにちは。久しぶりのnoteです。 9月末のフィンランドは短い夏が少し前に終わり、雨の日が増えてきました。半袖では肌寒く、冬用グッズを準備する人もぼちぼち出てきます。 本格的な冬シーズンの前に雨季に入るので、今はその時期へ片足入るか入らないかのモヤモヤした空模様が多くなっています。 そんなフィンランド事情はこの程度にして 今回は最近自分の心の中に生まれてきている新たな感情について文字にしてみようと思います。 正直、この気持ちを文字にするのは初めてで、側から見ると一見

          北欧2度目の夏

          早いものでフィンランド生活も1年半ほどが経過しました。身の回りの環境も苦労が多かった去年とは大きく変わり、少しばかりか心に余裕を持てる生活になっています。 季節も寒く暗い冬から打って変わり、ここ最近は半袖短パンで日中過ごすことができます。 ちょうどこれを書いてる時期は夏の大型連休に入っています。多くのフィンランド人が家族、友人と海外旅行に行ったり、サマーコテージで過ごします。 基本的にシャイでおとなしいと言われているフィンランド人も、夏は1年分の体力を使い果たすくらい賑

          遅めの新シーズン幕開け

          2023年が始まり早くも5か月が過ぎようとしています。 あと1か月もすると今年も折り返し地点です。 フィンランドでも長い長い冬を超え、私をはじめ皆が待ち望んでいた夏が来ています。 そんな中、ようやく私にとっての2023年シーズンが5月半ばに始まりました。 2月にチームに加入してから、シーズン前の練習試合には数試合出場していましたが、2か月半程原因がはっきりしない怪我に悩まされ、プレーすることができていませんでした。 今もその怪我が治ったわけではなく、出来る限りのケアを

          遅めの新シーズン幕開け

          2年が経ちました

          数日前にnoteの通知にて、noteを始めてから2周年が経ったとの知らせが届きました。 どのようなきっかけでnoteを始め、当初の目的はなんだったのか再確認しようと思い久しぶりに自分の初投稿の記事を読みました。 (よかったら皆さんもご覧ください) 今回はそんな初投稿時の初心を振り返りながら、 今純粋に思ってる気持ちを文章にしようと思います。 noteを始めたきっかけ 2020シーズン、大学卒業後に当時広島県社会人1部リーグ所属の福山シティFCでプレーしていました。

          Stay positive

          2月からチームと契約して早くも2ヶ月半が経ち開幕まで2週間を切りました。時が経つのは早いなと改めて実感しています。 その間ほとんど毎週のようにトレーニングマッチが組まれ、チームとしては格上のクラブにも良い戦いができています。 そんな中、私は怪我の影響もあり3試合のみの出場に留まっており、満足にトレーニングすらできていない状況が続いています。 何気ない怪我から始まり、すぐに復帰できるだろうと思っていました。 正直この期間がこんなにも長くなるなんて予想もしていませんでした。