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コロナでもキャンプ場には人が来るらしいが、、

運営している『芦安キャンプサイトNo.2』のオープン日を延期することにしました。
※当初は4月4日にオープン予定でした。。

キャンプ場にとって新型コロナは追い風らしい

新型コロナウィルスの感染拡大により多くの業界で売上低迷のニュースが聞こえて来ますが、キャンプ場は「人混みを避けられるレジャー」としてむしろ稼働が高まっているそうです。小池都知事が指摘していた「3密」のような状況もキャンプ場ではほぼ発生しないと考えられるので、恐らく感染リスクの低いレジャーであるという認識は正しいでしょう。

当施設でも2月中旬から予約受付を開始しました。GWはもちろん4月中も土日には多くの予約を頂いており昨年に続くアウトドアブームを実感していたのですが、いくつか思うところがあり3週間のオープン延期を実施しました。

延期の理由①:キャンプ場の利用者層

当施設は山梨県南アルプス市にあるのですが、利用者は1都3県からいらっしゃる方が大半です。感染予防を目的として首都圏の商業施設が休業しているにも関わらずわざわざ首都圏から利用者を集めることは、感染を助長してしまうのでは無いかと感じました。

延期の理由②:キャンプの行動パターン

キャンプ場は「3密」も発生しないし安全である。ということには同意します。しかしキャンプとはキャンプ場に滞在する時間だけではありませんよね?事前の買出しや観光、近くの温泉にも立ち寄るかも知れません。そうした一連の行動を踏まえると「キャンプ=安全」とはいかないのではと思います。

いつまで延期するの?

こればっかりは分かりません。まずは3週間だけ延期を決めましたが今後の状況ではさらに延長する可能性もあります。。

とはいえGWも営業できないとなると資金的にも辛いので受け入れ枠を絞ってオープンするなど、いくつか対応策を検討しています。

今回学んだこと

いずれちゃんとまとめようと思いますが、今回のコロナ騒動で宿泊業・アウトドア事業の運営について色々な学びがありました。(まだ乗り越えてないですが)

何ヶ月先までの予約を受けるのか、予約枠を一度に開放するか徐々に開けるか、手元のキャッシュは何ヶ月分持っておくべきか、有事の際の利用者とのコミュニケーションなど。これまで明確なポリシーなく行ってきましたが、一度整理してオペレーションに組み込んでいく必要があると感じます。

個人的には新型コロナウィルスが落ち着くまで1~2年程度は覚悟しています。それまで事業継続できるようやれることはやっていきたいと思います。

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