ストレスについて知っておくべき3つのこと

◆ストレス本来の意味

ストレスは本来「刺激」という意味しかありません。
外的刺激(ストレッサー)とそれに対する私たちの心身の反応(ストレス反応)を合わせて
「ストレス」と呼ばれています。

ですが、現状「ストレス」という言葉は悪い意味で使われています。
そしてネガティブな意味を含まれています。

繰り返しになりますが、「ストレス」という言葉は「刺激」という意味しかありません。
ストレス(刺激)に対して悪い意味をもってしまうのは、その人の中に反応してしまう何かをもっているというとです。

多くの場合、この何かとは「思考」です。
この思考をうまく使えていれば「価値観」といい、
うまく使えていないと「固定観念」とよばれています。

この「ストレス(刺激)にたいする思考」を言語化することができると
ストレスとうまく付き合いながら生きていくことができます。

◆ストレスの種類:良いストレスと悪いストレス

ストレス(刺激)は自分自身がどう意味付けをするかで、
良い影響になったり、また悪い影響になることもあります。

ストレス(刺激)に対して、うまく受け入れることができると
自分の能力を向上させることができます。

たとえば、 失敗が許されない状況だとしても、
自分にとって成長するチャンスと考えて捉えるこもできます。
前向きに物事を捉えることができると、好奇心、心地よい緊張感となります。

反対に悪く受け止めてしまうと、
自分の能力を制限してしまいます。

いつもできているのに、できない。
落ち着きがなく、周りがみえなくなるなどetc・・・

思い出してください!!
ストレスには「刺激」といういいしかありません!!
どんな意味付けをするかは、あなた次第なのです!!

ストレスがあっても落ち着いてください!
刺激という意味しかありません!!

良い意味にするか、悪い意味にするか
選ぶのはあなたです!

良いも悪いも選べるとしてら
どちらを選びますか??

聞くまでもないと思います。
聡明なあなたなら、より良い生き方を選ぶと思います。

◆ストレスに意味を紐づけるときの注意点

ストレス(刺激)と上手に付き合えると素晴らしいパフォーマンスを発揮することができます。
例えば一流スポーツ選手が言う「ゾーン」という状態に入れます。
実はこの「ゾーン(超集中)」という状態は誰もが経験をしたことがあり、ありふれたことです。

ですから、「ゾーン」に入れない人間なんていません。
ただ、「ゾーン」に入るためには、ストレス(刺激)とうまく付き合わないといけません。

・偏見をもたないこと/自分に制限をかけないこと
・感情をうまく扱うこと

自分が感情的な方が能力を発揮するのか/冷静な方が能力を発揮するのか
自分のタイプにあわせて、自分にあった方法を選びましょう

たとえば、プレッシャーに強い方とプレッシャーに弱い方がいます。
自分がどちらかを把握することで、よりいい結果をだしやすくなります。

たとえ自分のタイプがわからなくとも、
両方試してみるだけで、どちらが合うかわかると思います。
人生は長いのです。一度の失敗に焦点をあてるのではなく、
より良くなるために色々試してみましょう。
そして自分自身のことを深堀しましょう。

◆あとがき

世間では「ストレスに強くなる」「メンタルを強くする」方法などの本が多くでまわっています。
ですが、この言葉の使い方は非常に危険です。
一見、メンタルを強くすることはいいことのように思います。
ですが、そのメンタルが強くなった自分よりも、さらにメンタルが強い人がでてきたらどうするのでしょうか。
自分自身のメンタルをもっと強くする?

できるかもしれませんが、今すぐ!この瞬間に!というわけにはいきません。

ですから、自分よりメンタルが強い人と出会ったときに心が折られてしまうことがあるかもしれません。

どんなストレス(刺激)があったとしても、
落ち着いて、受け入れる/受け流す ことを意識してみましょう。

ストレス(刺激)があったとしても、反応しなくてもよいのです。
在るがまま 
柔らかい心 / 柔らかいメンタル を身に付けましょう

あなたは人生経験から、知っているはずです。
強い力を発したら、強く自分に返ってくること。
これでは相手の思うがままにコントロールされています。

自分自身でしっかり考えて自分の生き方を選びましょう。
強いストレス(刺激)があったとしても、関係ない。
自分自身を信頼して
自分の思考・五感に身を委ねましょう。

あなたがあなたらしく生きることが、
世界にとって一番良いことなのです。
一人でも多くの人が幸せになれば世界はかわります。

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