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withコロナ時代に「市民活動」は活性化するか?

前回記事、

【「市民活動」という言葉の意味するものとは?】

で書いたのですが、

市民活動って聞くとなんだが、
「行政がやらない『公共的なこと』を自分たちがボランティアで行っている」という感覚になりませんか?
それはなぜなのでしょうか?

それは「自分の周りに住んでいる人を知らないから」というのが私の仮説です。

さて、ここからはこのwithコロナ時代においての話です。

コロナによって、在宅ワークが増え、通勤時間が減ったと思います。
飲み会なども減り、友達と遊びに行く機会も減ったのかと思います。

「その増えた時間、皆さん何に時間を使いましたか?(使っていますか?)」

多分、ネットフリックスを見る時間増えたり、
もしくは家の中をDIYする時間が増えたりしたと思いますが、
「自助」的な活動じゃないでしょうか?

でもそれだけやっていてもきっと飽きてくると思うんです。

そうなった時に、「共助」的な活動をしたいと思う人が増えてくると僕は予想しています。
でも自分の住んでいる地域では知り合いがいないため、
共助的な活動をすることができない、という人が多いというのが僕の見立てです。(住んでいる周りの人知らない中で、コロナ対策しているのかな、私のことどう思うかなとか気になってあまり、進んでそういう場所に行きたいとは思わないのでは?と思うのです)

そこでNPOとか任意団体とかの出番がより重要になってくると思っています。
でも「自助」と違って、「共助」は人との関わりが絶対あるので、
それは同時に「煩わしさ」や「めんどくささ」もあり、逃げることができません。(そこが楽しさでもあるのですが)
「共助」はコミュニティを育むことでもあるので時間がかかります。

私たちはそういう皆さんの受け皿になれるのか?
そのために私たちが準備しておかなければならないことはなんなのか?


じっくり考えていきたいと思います。

そして、日本の中では、これらを踏まえて私は、
「良き市民とは?」という対話と、そしてそれに紐づく生涯学習の場が圧倒的に不足していると思っています。

本当に良い「市民教育」とはなんなのか?それを考え、作っていきたいなぁと思っています。

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