教育実習終わり!!おつかれ!!

2024年5月20日~6月7日の3週間にわたる高校での教育実習を終えた。

一言でどうだったかと聞かれると「楽しかった」と答えるのがきっと無難だろう。総じて楽しかったのは紛れもない事実だが、研究授業で四苦八苦した(経験しておくべき)苦労が記憶の70%を占めている。そしてこの経験は来たる教員生活の糧となるに違いない。

実習では指導教諭とHR担任の先生が担当についてくださった。指導教諭は、優しい女性の先生だった。「朝はパン♪」のCMに出演している女優さんを彷彿とさせるような。

そしてHR担任が、なかなかクセの強い感じ。藤原竜也似の男性英語教諭なのだが、素行がよろしくない。人の話を聞くときにイスに足を置いたり、ソファに座る時には姿勢を崩しすぎてほぼ上体が床と平行になっていたり、自分の中の「(教師らしい)教師像」にはヒットしない人だった。

しかし、言動の裏には優しさや明確な意図が垣間見える。さすが教員、危うくそのギャップに心を掴まれるところだった。実習最終日に3週間の総評を聞いた後に、先生からもらった言葉が印象に残っている。

「キミは英語教員の『エース』になれるが、俺は『ジョーカー』だ」

これほどキザで(その先生からもらう)最高の誉め言葉はないと思う。この言葉は、私に対する3週間の労いを含めた優しいニュアンスを含んでいる。その先生との出会いは、少なからず今後の人生において影響を及ぼしてくれるに違いない。実習を振り返って今、私はそう確信している。

いつかまた、同僚として再開できるのを心待ちにしています。


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