教採?おい、笑える

大学4年生ともなると、友人との話題は専ら就活や教採のことばかり。

私の大学1年生からの友人4人は、5月ごろにはみんな就活を終え、それぞれの余暇(人生の夏休み)を謳歌している。それに比べて教員志望の私は…

教員採用試験は、大学までの受験方式を網羅したかのようなラインナップだ。筆記試験はもちろん、集団討論、小論文、個人面接…後は自治体によってさまざま。

私は教採一本で、就活はしていない。おまけに自治体も地元の県にしか出願していない。もし落ちても、講師で再受験をする予定だ。今の私には、
「背水の陣」
という言葉がよく似合う。推薦組を横目に、机にかじりつく一般受験組のような不安と焦燥を、大学4年生にして味わっている。

9月の終わりごろには、みんなに良い報告ができることを願う。そして、教採が終われば、失った大学4年の前半を取り戻すため、遊び散らかしたいと思う。渋るたびに申し訳なく思っていた飲みの約束も、卒業旅行も、全部楽しみたい。楽しみ。




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