presentは「目の前に置く」

presentは多義語で有名な言葉である。日本語では名詞で「プレゼント」として聞きなじみのある言葉だが、本来は異なる意味がたくさん存在する。

present・・・[形] 「出席している」
                  [名] 「プレゼント」「現在」
                  [動] 「~を贈呈する」「プレゼンする」

ジーニアス英和辞典第4版(大修館書店)

実はこれらの意味は
「pre (前に)」+「sent (置く)」=「present (目の前に置く)」
というイメージで全て説明できる。

相手の目の前にモノを置くと「プレゼント」「~を贈呈する」、モノでなくこれが提案やアイデアなら「プレゼンする」となる。

相手の目の前に姿を見せれば、それは「出席している」状態を表し、目の前にある時間はすなわち「現在」と考えられる。

このように、多義語は異なる意味が充てられているのではなく、元来1つの意味が派生して複数の意味を持つようになったパターンが多い(全てとは言わないが)。


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