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「2,3杯呑んで帰るね」その1杯が…何が問題かしっかり認識しよう!

2,3杯飲んでから帰るね
この言葉ってどう感じるだろうか。

「それほど呑まないつもりなのだろう」
「軽く呑みたい気分なのね」
という感じで思われるだろう(というかそう思ってもらいたくて言っているセリフだよね)

さて、その1杯がこんな感じだったら…?

(生ビールの大ジョッキ 記事のジョッキはタワーのようなジョッキでさらにインパクト大)

2,3杯って…これを!?
とビックリされそうなビールだ。
まるでメスシリンダー?1リットルの??

これは罠だ!妻を欺こうという罠!
妻はきっと「ほどほどに呑むのだろう」と思っているだろう。
でも、こんなビールを3杯も呑んだら大抵の人はかなり酔っぱらうのでは?

「2,3杯って言ってたでしょ!なんでそんな酔ってるの!?」
「ちゃんと2,3杯だよ~ほら~(といって写真を見せる)」
なんて会話が繰り出されそうだ。

まあ…これやったら…
叱られる
わなあ(笑)

これの何が問題だろう?それは…
人によって単位が違う
ということが問題だ。

妻の考える1杯は、せいぜい350ミリリットルくらいの量を想像しているだろう。普通の缶ビール1本くらい。

しかし、夫が呑んでいるのはその3倍近い量のもの。単純に妻の頭の中のイメージで行くと、缶ビール9本くらい呑んでいることになる。

これはとても問題だ!この単位をきっちり修正してから話さないと意味がない!

そう皆さんも思うよね?
…ちゃんとそれできている??

この話では「単位が違う」ことが問題だった。それを合わせる必要があるよねという認識。あとはどの単位にするかは話し合い次第。

だけど、「単位が違う」という根本の問題にたどり着いているかということ。「単位が違う」が根本問題。他の問題は表面問題。
(呑みすぎるなとかもっと根本があるって?今回は置いておきましょう)
そこの問題意識が違うと、会議は踊る

良くなるために今向き合うべきは何か?根本問題が一番の問題と合意していないと、「いや、今は在庫の話が大事」「いや、売上だ」「社員のモチベーションが~」といってそれぞれに問題を設定して話をする。

無駄な時間
そうならないように、議論すべき「根本問題は何か?」まずはここから確かめておこう。

最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2155


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎

まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!

ご質問等ある方はコチラまで!



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