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今年の紅白の視聴率が悪かった?原因はいくつか考えられるが、私は「戦略」に注目したい!

年末年始が過ぎると出てくるのが「紅白歌合戦の視聴率」ですね。視聴率が良かったか悪かったか…って最近は悪いというニュースしかみないけどね。

今年も紅白の視聴率の結果がでて考察されていた。今年は結構悪かったみたいだね。

前半が特に悪く、30%を切る視聴率だったようだ。まあ、何回もブログに書いているけど、昔70%以上も視聴率があった頃から比べると、ライバルが多いからねぇ。

まあ、今年の紅白はそれだけじゃないと思うけど。
(旧)ジャニーズが出演してないから
でしょう。なんだかんだ言ってファンは多かったわけだし。

なぜかこの記事の民放プロデューサーは言及してないけど…

そんな状況下での今年の紅白、頑張ってたと思う、というのが私の感想。YOASOBIのアイドルなんて圧巻のステージだったしね。

とはいえこの記事にもあるような理由がないとはいえないだろう。ありそうだなと思ったのが、記事の中のこの部分。
『NHKの『紅白』は役割が違います。1年の締めくくりの番組であり、文字通り老若男女が茶の間で見守るお祭り番組です。』

先日のブログでも書いたが、「ターゲットが違う」ということだろう。ある程度年齢を想定して行う歌謡祭とかと違って、NHKがとらなければいけないのは、「全方位戦略」。

戦略としてはとても厳しいよね。みんなにウケようとすると誰にもウケないう。そういうことはありそうだ。

その全方位戦略だが、観ていて思ったのが、「これ、お歳を召した方は知っている人いるのかな?」ということ。実際私の両親も「あまり知っている人いなかった」とも言っていたし。

悪いとは言わないが、高齢の方が視聴率を持っているのは分かっていることだ。若い人は他の娯楽が沢山あるし、大晦日に紅白を観続けるという習慣もあまりないだろう。

私としては視聴率が下がっているのは「狙って」やっていて、観る人の若返りを図っているのでは?と感じた。全方位戦略を一部止めているように感じたのだ。

真意は分からないが、私はNHKが昔よりも戦略を変えていると感じている。戦略を変えるとこのように一時的に数字が悪くなることもある。

だけど、高齢者ばかりが視聴者だと先細りは否めない。それに対応していくという意味で戦略の変更は大切だと思う。

もう一度いうが、真意は分からない。だけど最近の紅白からは「将来を考えて戦略を変える」を感じている。大切なことだ。

これまでと同じではいけない。時にリスクを冒しても戦略を見直さないとね。

最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2072


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
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この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!
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