見出し画像

意思決定に完全な情報は必要か?意思決定を考える

昨日から「意思決定」についてブログを書いている。意思決定は「目的・目標を達成するための行動を決めること」と書いた。

行動のために決める。当然行動の結果は良いこともあれば悪いこともある。悪い結果を考えると、できるだけ最適な意思決定をしたいと思うだろう。

では、最適な意思決定のためには何が必要だろうか?通常最適な意思決定のために「完璧な情報収集」をしたいと考えるのではないだろうか?

良いか悪いか判断するための完璧な情報があれば、最適な意思決定ができる!!

・・・まあ、それはそうだろう。Aを選べは100の利益、Bを選べば200の利益、Cを選ぶと100の損失。そんな情報があるのだったら、誰だってBを選ぶだろう。

しかし、これは「意思決定」ではない。なぜなら「決定」していないからだ。決定とは何らかの不確実性があるときにリスクも頭に置きながら決めることだと思っている。

完璧な情報があるなら、ただ一番利益が大きい選択肢を選べばいいだけ。そこに決める要素は特にない。「損をしたい」という目的があるなら別だけどね。

通常意思決定を求められる場面においては、完璧な情報などない。情報が不足しているのが当たり前なのだ。

情報を集めなくていいと言っているわけではない。情報は集めつつ完璧は求めないで「良い加減」で判断をしていく。

起こることが完璧に予測することはできない。当然何らかのリスクを負っている状態だ。その状態で判断していくのが意思決定だ。

特に経営者は社員を抱えながら、社員を路頭に迷わせないように意思決定していく必要がある。時には何が起こるか全く分からない状態で判断を求められることもあるだろう。

怖くても判断することが求められる経営者は本当に大変だよね。

結局意思決定をする際に「完璧な情報」なんて必要ない。というか用意できるわけがない。少ない情報の中で判断するのが当たり前。

では意思決定の精度はどう高めればいいのだろうか?私は経験が大事だと思っている。意思決定をした結果、どんな結果が得られたか?

自分はどんな意思決定の結果としてここにいるのか?
経験を積むには事業の中で決定していかなければいけないのだが、判断には失敗も伴う…。

ならMQ戦略ゲーム(MG)研修をやりましょう!ゲームで研修なので、意思決定で失敗したとしても現実経営には何の影響もない。

「MGで失敗しておいてよかった」MG界隈ではよく聞く言葉だ。失敗を経験できるって強い。是非意思決定の精度を上げたい方はMGを経験しよう!

最後まで読んでくれてありがとう!
vol.2048


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!
ご質問等ある方はコチラまで!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?