シェア
さらしゅん
2019年5月12日 14:35
「咳をしても一人」 自由律俳句を代表する俳人の一人、尾崎放哉の代表句の一つ。 この句は放哉の晩年、小豆島に小さな庵を構えていた頃に記したものだそうで。小さな庵の中で咳をするも、その音が響くだけ。咳き込む放哉に声を掛けてくれる人は誰もいない。そんな、死を前にした放哉の孤独がありありと感じ取れる一句。どうしてこの句を取り上げたかというと、最近気づいたことがあって。これまで半生、自分はた