不適正ヤード
群馬県では、残念ながら治安のバラメーターである
犯罪の検挙者数が2年連続で増加している。
昨年2023年は31%増加で、特に窃盗が増えている。
窃盗の中身は、自動車や自転車・オートバイ、
及び、太陽光の銅線やマンホールの蓋など金属狙いの窃盗も増えている。
朝起きたら、高級車が家から無くなっていたなんて話も、
耳にする。その車はどこにいくのだろうか?
また、盗まれたマンホールの蓋や公園の水道の蛇口は、
誰が買っているのだろうか?
最近、このように周いを鉄壁で覆われている
「ヤード」と言われる施設が増えているのに気がつくと思う。
あらかじめ言っておくが、このヤードの全てが悪いわけではない。
しかし中には、主に外国人が運営する不適正なヤードがあり、ここに窃盗物が持ち込まれ、現金売買がされ犯罪の温床となっている。
全国では初め千葉県がこのヤードを規制する条例施行、続いて茨城県、
そして埼玉県も今議会で制定の予定と聞いている。
条例が作られ規制が厳しくなると、その県から隣の条例がない県に引っ越ししてくる。だったら群馬県でも早く作らなくてはならない。
このことを昨年末から訴えている。
今議会でも尊敬する金井総務会長が代表質問で指摘してくれた。
群馬県警察は、前向きであるが
所管する環境部は危機意識が全くない。
被害を受けて困っている県民がいるのに残念である。
自民党群馬県連では、キチンと行なっている業者さんの邪魔にならないように心がけながら、来季から特別委員会をつくり条例制定に向けて議論していく運びになっている。
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