仙人が遊ぶ寺、仙遊寺でヨガする愛媛旅
四国・今治にてヨガをしてきました
お寺ってなんだかいいよなぁ、愛媛よかったなぁ、というお話です。
ヨガの日帰り合宿みたいなものを開催したのですが、
僕は飛行機移動の関係で、本当のお寺合宿をさせていただきました。
(いわゆるプチ・ヨガリトリートを開催したのですが、どんなことしたのよ?と気になる方はこちらをどうぞ ※対象ページは最新の「ヨガ・リトリート情報」となっておりますのでご了承下さい。)
今回の会場はお遍路さんでも第58番目の寺とされている、仙遊寺さんを使わせていただきました。
【お遍路】
「お遍路」とは、弘法大師(空海)の 足跡をたどり、八十八ヶ所の霊場を巡拝すること。
お遍路について詳しく
夜の9時半頃に松山空港に到着し、そこからお寺のある今治に移動しました。
今では数少ない宿坊も営まれている仙遊寺さん。
布団が二つあるのですが、一人にも関わらず二人用のお部屋をご用意してくださいました。有り難いですね…!
自分が僧侶になったら…なんてことを想像しながら眠る夜でした。
いやぁ、ほんと煩悩を無くしてゆきたいですね。
朝の6時からは本堂でお勤めです。
御本尊に向かってお経を唱えます。
インド時代も毎朝お経を唱えていたので、なんだか懐かしいなぁと思いながら楽しく読み上げさせていただきました。
実際にお世話になった仙遊寺さんは真言宗なので、インドのマントラ/mantra(この和名が真言)と呼ばれる「繰り返し唱えることによって大きな力を発揮するといわれる言葉」をとても重要視されています。
当スタジオでマントラを唱えることはないのですが、気になるよ!聞きたいよ!という方にはぜひ唱えさせていただきます。こんなことを書く(言う)と、「やっぱりヨガとかやばい宗教なんじゃないか…」という感じがすごく出てきますね。
僕がツボとか売り始めたら、皆様お気を付けください。
朝ごはんは玄米のお粥。
優しいものを食べると、体も心も優しくなれます。
お経を唱えて、玄米粥をいただき、なんとも穏やかな朝でした。
優雅とは豪華さの中だけでなく、穏やかさの中にあるのだと再認識です。
今回のリトリートでは、ヨガの哲学的なお話から、アーユルヴェーダの話、そもそも僕たちはなんでヨガをしているのか?というお話まで、たくさんさせていただきました。
「ヨガってなんだろう?」とか、「なんで私はヨガをしているのだろう?」とかとか。
今までなにとなく考えていたものを、自分の中で言語化すること。
それによって目的意識が生まれて、よりヨガを好きになっていただけるんじゃないかぁと思っております。
「自分で自分をほぐすように」じわっと、じっくりと体も動かしていただきました。
背骨がスッと伸びて、今関節周りからふにゃっと力が抜けてくださったらいいなぁ、なんて思いながら。
精進料理に舌鼓を打ったり(美味しくてビックリしました…)、
ご住職と対談させていただいたり(ご住職が話好きすぎて僕はただのオマケでした…)、
お越しいただいた方々には「ヨガ」だけでなく「お寺・お遍路文化」も一緒にご堪能いただけたのではないでしょうか。
初めての愛媛だったのですが、いやぁ、本当に良かったです。
愛媛県民の方言が広島弁に似ていることもあって、とても馴染みのあるような感覚に。
皆さん心温かい人ばかりで、前に立たせていただいた僕こそ心が穏やかになりました。
このような感じで数か月に一回、1DAYヨガWSやリトリートを開催しておりますので、ご興味ある方は次回以降ご参加いただけると僕も嬉しいです。
次回は秋に広島県東部・福山あたりなのではないか…という噂です。
今回の主催は尾道にある「しぜん療法院おのみちの家」さん。
過去にインタビューもさせていただいておりますので、是非ご覧ください。
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