【エニアグラム】タイプ5が無能を恐れる理由
さて、長い記事ばかりでもアレでしょう。こちらでは短めの記事をメインに投下していければなと。
ゴリゴリに長い記事を読みたいという方は以下のサイトをご覧ください。私が丹精込めて作ったサイトになります。
タイプ5の根源的恐れとメッセージ
タイプ5の根源的恐れには、「無能、無力、役立たずであること」とあります。
一方、親から受けたメッセージは「心地よく生きるのは良くない」。
「恐れとかメッセージとかよくわからない」という方は、以下をご覧ください。そちらに情報をまとめています。
タイプ5が無能であることを恐れる理由はこの2つが大きく関係しているのですが、ぱっと見ではどう繋がっているのかわかりませんよね?
今回は、その辺りについて考察を垂れ流していければなと。
タイプ5が無能を恐れる理由
略式と謳って長々と話してしまうのもアレです。手っ取り早く結果だけをまとめてみましょう。こんな感じです。
それぞれ、どういう意味か見ていきましょう。
無能でないという条件付きの世界
タイプ5の世界観の一つには「無能に生きる価値なし」というものがあります。
無能な存在は常に淘汰され、間引かれていきます。そんな世の中の摂理を強く感じているわけですね。
タイプ5は、無能を晒して間引きの対象になることを恐れます。
常に「お前の力はこの程度か」「お前ごとき雑魚はこの世に必要ない」という言葉を恐れ、そのために好きなことを極めたり知識を身につけ、淘汰から身を守ろうとしているのです。
そのためにしばしば自分の力を出し惜しみ、本気を出すことを恐れるわけですが……それはまた別の話。
力無き者に居場所はない
群れの中での淘汰を恐れる一方、タイプ5は外敵による淘汰も恐れています。
無能や無力を晒す=自分が弱い存在であると喧伝するようなものなので、そうならないように立ち回ろうとするのです。
そのため力を出し惜しみ「自分の力はこんなものではない」と思わせると同時に、失敗を恐れて物事に対して尻込みするわけですね。
群れの最後尾を好む傾向がありますが、これは群れを見守る意図があるだけではありません。
常に群れの動向を探って自分が淘汰されないかと警戒しており、同時に外敵の出現をいち早く察知して対策することで「無能ではない」という一種の誇示をしようという狙いがあるのです。
しばしば自分の頭の中という聖域に引きこもるのも、無能という観点で言えば「自分の能力を高める安全圏がほしい」「無能と言われないだけの自信がない」というのが主な理由です。
まとめ
というわけで、簡略的ですが、タイプ5が無能を恐れる理由についてまとめてみました。
タイプ5が無能を避ける具体的な方策・無能とのさらに密接な関わりを書き記した記事もありますので、よろしければ以下も併せてご覧いただければと。
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