漫画を描き始めました。

今年の頭から本格的に漫画を描き始めました。その過程で自分の頭の中を整理するためにもその都度考えた事を書き残しておこうと思い、何度挫折したか分からないブログに再度挑戦しようと思った次第です。

そもそもなぜ30代半ばに差し掛かったこのタイミングで漫画を描こうと思ったのか。

一時期3か月ほど仕事を休んで新しいアニメーションの作品を作ろうと粘っていた期間があるのですが、その努力も空しく脚本やコンテ、キャラクターのモデリング、ルックの研究等の作業をしているうちにタイムアップ(そもそも尺にして20分を超える内容だったので3か月でそれを完成させようというは今思えば無謀な試みとしかいえない)。それから2年ほど仕事の合間に内容を短くしたり、細々とした素材を作る等をしてきていよいよ今年また仕事を休んで新たに自分の作品を作るぞと意気込んでいたのですが、やはり以前完成させられなかったというトラウマがあるわけです。また、完成させさらに仮にそれが良いものに仕上がったとしたらどうなるのだろうと想像してみました。完成後、国内や海外の映画祭に出品して運が良ければ何かしらの賞をもらい、楽しいひと時を過ごす。しかしそれも束の間、数週間すればまた日常に戻り今と変わらぬ日々を送ることになるわけです。もちろん多少自分の個性を活かせるような仕事が増えることは期待できますが、自分の目標であるオリジナルの作品を作り続けて食べていけるような大きな変化が訪れる事は考えられませんでした。そして段々とアニメーションを作る事にあまり希望を見いだせなくなってしまっていったのです。しかし自分が言いたいことがちゃんと伝われば表現方法はもしかしたらアニメーションじゃなくてもいいかもしれない、漫画なら絵コンテの延長の感覚で描けるのではないかという考えも同時に浮かんできました。

丁度今年の二月にコミティアに出品する事になっていたので思い切ってアニメーションを作るために確保していた時間をそのための漫画に費やしてみることに。コミティアには出張編集部といって色々な雑誌の編集者に作品を読んで頂けるコーナーがあるのですが、そこで何人かの編集者さんに見てもらってその反応次第でその後の身の振り方を考えてみようかと思ったのですが、思っていたよりも評価がよかったのでとりあえず何か新人賞に出してみようということでその漫画を修正、ページ数を増やす等して二月末締め切りの「ちばてつや賞」に応募しました。まだ結果は出ていませんが、最終選考まで残り担当の編集者の方もついて下さったので、漫画家を目指して今後も描き続けようと決意し今に至るというわけです。今後もアニメーションの仕事は続けますが、徐々に活動の場を漫画の方に広げていければと思っています。

年齢の事を考えると遅いスタートで当然不安といえば不安なのですが、それも含め社会人になりたての頃のようなワクワク感があり、単純に描いていて楽しいです。自分の考えた事がどんどん形になっていくのは新鮮で漫画という表現の自由さに感動します。

とはいえまだまだ始めたばかりで絵から構成から話作りから勉強する事だらけです。昔から絵にコンプレックスを持っているのですが、先日60代の父親から「絵柄が古風」と言われどんだけ古い絵柄なんだと危機感を抱きました…。

頑張ろう。

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結果発表の載ったモーニングは大事にとっておこうと思います。

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漫画家を目指すアニメーション作家 主に広告等のアニメーションを作る仕事をしていますが、 現在漫画家を目指し奮闘中です。 このブログではその過程を自己分析も兼ねて書き綴っていこうと思います。
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