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芸能人の「キャスティングの現場」

こんな記事がネットニュースで流れてきました。

【フワちゃん】が遅刻とかが多すぎて芸能界を干されかねないのではないか?

…というのがメインで言いたいことですが。
正直言いますと、既に干されかけています(爆)。

いや…誤解の無いように言うと

「新しいキャスティング案が挙げられるようになった」

でしょうかね?


レギュラー番組・特番含め、ゲストの枠(数)は決まっているわけですが、そこには「お試し枠」や「旬なタレント枠」というのがあります。

例えば、今年ならお笑い芸人の【ウエストランド】が『M-1グランプリ』の優勝者として「旬な芸人枠」として入ったりしています。
アイドル系なら【日向坂46】【櫻坂46】のメンバーや、ギャル系(Z世代)なら【ゆうちゃみ】
モデルは…まだ【藤田ニコル】【池田美優(みちょぱ)】あたりでも”旬”と言って大丈夫かと。


で…。
コロナ禍の期間中、その「旬なタレント枠」で【フワちゃん】が起用されていたわけですが。
さすがにテレビに出まくって2〜3年。
もう(各テレビ番組を)1〜2周はした感じになっています。

ゆえに、会議で「誰か、旬なタレントっていないの?」と聞かれ

「フワちゃんなんてどうですか?」

と言う作家・ディレクターはまずいないでしょう。
今だったら間違いなく

やす子さんがきていますよね〜」

という会話がなされているはずです。
なので、記事の中で書かれている

大御所タレントを呼び捨てにしたり、生放送中に失禁してしまったりするなど、現場をヒヤヒヤさせるトラブルもたびたび起こしています。カメラがまわっているスタジオでスマホをいじったり、ガムを噛んでいたりという光景が、目にあまるという声も出たことがあるといいます。

といった行動で芸能界を干されることは(今は)まずないです。
単純に起用が減っているのは

「旬」から「定番」のタレントになったから

ですかね?
なので…格上げされた「定番」というタレントの中で「どんなことが出来るのか?」が求められてくるわけです。
無人島から脱出したりとか、女子プロレスに参戦したりとか…。
常に話題を作り続けないといけないわけで。


逆に!!
今の時代…干される可能性としたら

「遅刻」


は完全にヤバいですかね。
『行列のできる相談所』の韓国ロケみたいにネタに出来ればまだマシですが…。
テレビの現場では「やり直しがきかないロケ」というのが多数あります。

完全にフワちゃんを想定して書いた台本なのに、そのMC(進行役・メインどころ)がいないとなったら…最悪ロケ中止です。
何週間もかけて準備したスタッフの苦労が「遅刻」一発で水の泡に…。
これに共演者がいた場合は最悪ですね。
本番までに”リスケ(=スケジュールの再調整)”が出来ないことだってあります。

さすがにキツイですよ…現場で台本が使えないまま、ディレクターが進行(撮れ高)を考えながらカメラを回すのって。
ここでまず「フワちゃんなんて二度と使うか!」とディレクターがキレます。

まだ何かしらの撮影が出来ればいいですが、今の御時世、一番スタッフに嫌がれるのは「追撮(追加撮影)」です。
タレントのリスケ、取材先のリスケ…何より制作スタッフを雇う(囲う)人件費が発生するわけで…。
(車両とか、メイクさん・衣装さんなど当日の関係者は特に)
ホント…今のテレビ業界、まじで信じられないぐらい予算にシビアです。
そこで、再撮影に予算がかかるとなると、ここで…

「追撮に@十万円!?
 ふざけるなよ!」

プロデューサーがキレます。

ディレクター&プロデューサーに嫌われたら…正直、「旬なタレント」とかいう肩書はどうでもよくなり、結果的に干されてしまう…というわけです。


今はまだギリギリの「旬」枠かもしれないですし、テレビやラジオで冠番組があるからいいですが、『オールナイトニッポン』も”そろそろ次の旬な新しい人材を…”という感じでしょうし、「バラバラ大作戦」の枠も入れ替わりが激しいのでいつ終わってもおかしくありません。

それらが終わった時が本当に「干される」カウントダウンに入るんでしょうね…。
芸能界は栄枯盛衰が激しいですから。


とは言っても!!
そもそもがYouTubeで売れた人なのですから。

現在は(ほぼほぼ)更新が止まっていますが…コチラに戻って再生回数で頑張ればいいわけです。
そこで再評価されれば、また「定番」枠には戻れることでしょう。


ちなみに…現在もYouTuberとして活躍し続ける人は多数いますが、YouTuberからテレビに進出し売れた人はフワちゃんが初めてなんじゃないですかね?

HIKAKINヒカルはもとより、女子高生から圧倒的に人気の女性芸人【平成フラミンゴ】も基本的にはYouTuberのままですし…。

逆にYouTuberからテレビタレントになろうとした人で記憶に新しいのは…

【水溜りボンド】はテレビ神奈川で冠番組を持つも、コロナ禍における自らのスキャンダルで失脚

【ヴァンゆん】も…太田プロに移籍するが炎上したドッキリ騒動などもありコンビでの活動は休止

【コムドット】は…なんかやたらフジテレビに推されているけど番組はブレイクせず

などなど、地上波への進出は(わりと)難航続きのようで。
そう考えると、YouTuberからテレビタレントへの転身に大成功した極めて稀有けうなレアケースだったわけですが。


最近では大親友の指原莉乃さんも…

などと書かれていましたが。
少なくとも、バラドル的な女性タレントやお笑い芸人は、常に「旬感」が求められます。

その「旬」な感じを2〜3年後も維持出来るのか…?
気になるところです。



まぁ、自分も人のことを言ってる場合じゃないんですけどね…(苦笑)




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