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【放送作家】 になるルート

少し前、ナイツ塙さんのYouTubeに
放送作家の飯塚大悟さんが
ゲストとして登場していました。

飯塚さんは…自分とは違って
超売れっ子の作家です(笑)。

自分も以前
『ニッポン絶景街道』
という番組で一緒に仕事したことが
ありましたが、聡明な作家さんでした。

動画の中では、飯塚さんが
「放送作家になれた経緯」というのに
ちょっと触れていました。

飯塚さんのケースは…

・大学で『落語研究会』に所属
  ↓
・卒業後はテレビ番組のADに
  ↓
・先輩作家に声をかけてもらう
  ↓
・放送作家に転職

という…。
ワリと王道ルートでした。

その他の「なり方」を知りたいなら
有料になりますが以下のページに
記載しています(笑)

パート1〜4まであります。


僕みたいな底辺をさまよっている
放送作家より言葉に重みがありますね。

作家生活を振り返れば、
飯塚さんは【放送作家としての才能】を
持っていた作家さんでしたが…。
放送作家になるには、最初から

特技スキルを持っているべき!」

みたいな能力スキル…というか
凝り固まった考え方は必要無いです。
動画の中で飯塚さんも語っていました。
「得意不得意はある」と。

例えば、芸人さんを使った
漫才・コント系の番組をやりたいのに

「自分、漫才・コントネタ書きますが
 全然笑ってもらえていません!」
「でも、情熱はありますので
 やらせて下さい!」

って若手作家…。
これは「やりたい」という気持ちと
「向いていない」というので
ベクトルが同じ方向を向いていない。
それが【不得意】ということで。


あとは…例えば、
飯塚さんも担当している
『水曜日のダウンタウン』

「”説”が面白い!」
「自分も入りた〜い!」

と憧れる作家志望者も多いと思います。
でも…多分、毎週が地獄ですよ。
「”説”の種」の宿題が通らなさすぎて。。

じゃあ仮に呼ばれたとして。
業界歴ン十年のベテラン勢が揃う中、
あなたは毎週いくつのネタを出しますか?

最低でも毎週100個は”説”を考え、
その中で「自分オーディション」を行い
最終的に7〜10個に絞る…というのを
毎週やらないと追いつけないですし、
やっても追いつけない人もいます。
でも、最低限それぐらいの努力は
必要になる番組です…。

ちょちょいと説を2〜3個考えて出せば
チヤホヤされるなんてことは絶対ないです。。


ちょっと話は脱線してしまいましたが。
「なる」ためのルートは色々あるけど
その後の才能と努力はあなた次第。。
運が良ければ飯塚さんのように
売れっ子になれますよ。

そんな話です。



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